NEC 日立とカシオ 統合も
行く手厳しい 同床異夢
NEC・日立・カシオ計算機の三社の
携帯電話事業の統合化が発表されている。
来年4月の統合を目指し、
統合後のマーケットシェアは、単純加算では、
首位のシャープに迫る第2位になるという。
統合の背景には携帯電話市場の厳しさがある。
電子情報技術産業協会の発表では、
7月の国内携帯電話・PHSの出荷台数は262万9千台、
前年同月比69.6%、前年同月比マイナスは13ヶ月連続。
端末メーカーは、どこも悲鳴をあげているはず。
苦しさの中で何らかの手を打つ必要があるとはいえ、
どう考えても、三社統合は、いい策とは思えない。
画像処理や耐防水等、強みのある技術が異なるものの、
重複する開発部門が多くなり小回りもきかなくなる。
おそらく開発費も、開発期間もかえって増すことになる。
事業統合を成功させるためには、
少なくとも組織をまとめる必要がある。
一つの会社、一人のトップ、一つのブランド、一つの思い、
多分、頓挫したパナソニックNEC連合の二の舞になる。
応援クリックを! ⇒
