ガソリン税暫定税率を維持する法案が、
年度内に成立しない可能性が確実となってきた。
仕入れ時期の関係ですぐに下げられないという業者もいるが、
ガソリンスタンドを選択するのは消費者なので、
おそらく4/1からたちまち25円程下がることになる。
民主党はしてやったりというということになるが、
1兆6000億円もの財源不足となることから、
自民党としては出来るだけ早期に再上昇を目論むことになる。
参議院で否決してくれれば、衆議院の2/3の賛成で再可決できる。
しかし実際は、参議院では審議入りもしていないので、
衆議院での再可決はできない。
参議院での審議お流れとなる4月末まで待つしかない。
4月末にガソリン税暫定税率を再可決すると、
1ヶ月でガソリン価格は再び25円ほど上昇する。
価格が再上昇することに世論がウエルカムするはずはない。
おそらく現政権の支持率はさらに低下する。
民主党は、この時点で、
ここぞとばかり内閣不信任案を持ち出す可能性が大きい。
民主党は、いっきょに総選挙との戦略を明確にし、
自民党は、何とか来年の任期切れまで持ちこたえようとする。
結局、衆議院と参議院のねじれ現象が、
こうした事態を作り出している。
総選挙で、民主党が勝つと政権は移る。
自民党が勝ったとしても、勢力は間違いなく2/3以下となり、
奥の手が使えないことから政治は完全に膠着する。
こんなことでいいのかと叫んでみても、
どうやら容易ならざる方向へ進み始めている。
※昨日、当社2008年度株主総会を開催。
久しぶりに出資者の方々にお集まりいただいた。
創業時の撤退条件である3年目の営業黒字化
を達成できたことがうれしい報告となった。
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