<話題は3日間程>
東芝が、HD DVD事業からの撤退を正式発表したのは
先週の2月19日だった。
直前に半導体事業への大型投資も発表したが、
マスコミは、やはりこの話題に飛びついた。
殆どのテレビ局の論調は同じだった。
「ホームビデオのVHS対ベーターの再来」、
「消費者不在の標準化競争」、
「被害者は、いつの時も消費者」・・・
しかしそんな報道姿勢はすぐにネタ切れとなり、
大きな事件が続いたこともあって3日間程で収束した。
<街の声>
テレビ局が拾う街の声は、やはり敗者に批判的だった。
そうでないとニュースとして成り立たないからだろうが、
なんでこんな無駄な競争をしていた、というのが多かった。
「企業の儲け主義がこんな結果を生む。」というコメントには
いささか苦笑した。
経済成長の支えとなる企業間競争が、何故さげすまされる?
この人は一体何から生活の糧を得ているの、と問いたくなる。
<2年間というが実際は長い戦争だった。>
西田社長は、販売開始後2年での撤退を早期決着としたが、
開発期間を含めれば、10年以上の長い戦争だった。
いずれどちらかが傷つくことを知りながら、
どちらの陣営も勝ちを信じ、
懸命に技術開発とコストダウンとファミリーづくりを続けてきた。
決して消費者不在ということではなく、
消費者の将来生活への夢をかなえようと頑張ったに違いない。
<勝敗は常なるもの、東芝は良く頑張った。>
FDDの時は、せいぜい2MB程度の記録容量だった。
CDになり600MBの容量に飛躍した。
そしてDVDが、5GB近い記録容量を実現した。
アナログ放送や映画の記録はこれで十分だった。
HD DVDの300GBは、FDDとの比較では約15万倍になる。
こんなすごいメディアをよくぞコンシューマ分野に展開した。
SONY、Panasoicと真正面から戦い、
一時は、優位に立ったHD DVD陣営のリーダー東芝に
決して後ろ指を差すべきではないと私は思う。
東芝は良く頑張った。
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