■NETオークションでは、落札したけれど入金されない、
入金したけれど商品が届かない、ということは起こりうる。
そういうトラブルを避けるために、
大手のサイトでは間に入って様々な工夫をしている。
しかし、出店者が法人の場合は、
あらかじめ出店時点で厳格な審査が行われているので、
落札側が被害にあうことは比較的少ない。
しかし、今回ヤフーのオークションで、とんでもないことが起きた。
報道されている内容によると、
ある家電販売会社(一部では家電ドットコムと報道されている。)が、
12/1にヤフーオークションに出店した。
いきなり2000点の商品が出され、約1700人が落札したとのこと。
総額1億数千万円の現金が振り込まれたが、
落札商品はなかなか届かず、
百数十人のヤフーへの苦情で大騒ぎとなった。
ヤフーは、18日まで家電販売会社に指導を続けたが、
19日には連絡が取れなくなったとのこと。
どうやら、確信犯による大型詐欺事件の様相を呈してきた。
ヤフーは全額、または8割を補償するというが、
金額以上に信用面での痛手は大きい。
ヤフーオークションに出店した経験上わかるが、
出店手続きから出店作業までは、そう簡単ではない。
まして2000点の商品を出店するとなると、
膨大な作業量となる。
周到な準備をして実行したものと思うが、
ヤフーの管理体制に甘さがなければ、とても不可能だったに違いない。
こんな事件がまかりとおるなら、NET通販など成り立たないことになる。
しっかり真相を究明してもらいたいものと思う。
■競馬はよくわからないが、
有馬記念はすごいというのでじっと見ていた。
期待に応える結果を出すというのはやはりすごい。
ディープインパクトの走りに感動した。