有難いことに一触即発の状態だった竹島問題が回避された。
双方の世論を背景に深刻な事態に陥っていたが、
韓国が6月の海底地形に関する国際会議で竹島周辺に
韓国名をつけることを提案しないことを条件に
日本も海洋調査を中止することになったとのこと。
それぞれの政府が、
竹島問題を国際的な領土紛争にするべきでないという
良識的な判断が働いたようだが、
火種が残されたことは間違いない事実だ。
排他的経済水域の境界の主張に隔たりがある限り、
これからもこういうことは起こりうることになる。
領土問題は、本当に厄介だ。
世論は自国に都合のよい方向にしか形成されない。
世論を背景にする国のリーダは、
自国の利益を損なうであろう行動を取ることは出来ない。
よって領土紛争を回避するには、
ひたすら、政治家の良識に頼るしか打つ手はない。
加えて国が今どういう状況にあるのか、
把握しておく努力が我々一人ひとりに求められる。
今回の竹島問題はそういうことを教えてくれたのではないか。

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