こんなことが本当にありうるのかと誰もが耳を疑ったに違いない。
突然の米産牛肉再輸入禁止は、今朝の最大のニュースとなった。
成田税関の動物検疫所も本当に驚いたことだろう。
これだけ日米の間でもめにもめ、
やっと条件付きで政治決着したというのにその条件が簡単に無視された。
特定危険部位の脊柱が混入された牛肉が成田に到着したのは午前8時半。
すぐに抜き取り検査で発見されたが、
農水省から厚労省に伝わったのは午後2時過ぎ。
農相が対外発表したのは午後5時20分過ぎ。
日米関係に関わる問題だけに関係者は相当にあわてたに違いない。
米国は危険部位さえ除去すれば牛肉は問題ないと主張した。
それを国民への説得の根拠にして日本は輸入再開に踏み切った。
もともとBSE発病の確率は低いのだから、
危険部位を除去するということであれば限りなく安全とされた。
その基本的なことが反故にされてはなめとるのかということになる。
さすがに米国政府も非を認めざるを得なかった。
ここのところ自民党政府の屋台骨がゆらぐような事件が相次いでいる。
実際に屋台骨をゆさぶるようにならないのが世相の特徴かもしれない。
誰も小泉首相の後は大変なことになると感じているのではないか。
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