ネットワークカメラの話が遠ざかっているので少し戻したい。
パナソニックのネットワークカメラは、
バージョンアップが容易に出来ることも大きな特徴のひとつ。
バージョンアップの要因は、いわゆるソフトバグの修正か機能のアップ。
機種によっては2~3ヶ月でバージョンアップされることもある。
それだけ複雑な製品であるという裏返しでもある。
いつでも自分のネットワークカメラを最新の状態にできるという利点もある。
ウィルスソフト等は、メーカ側が自動的に新しいものに書きかえるが、メーカがアクセスする術がないネットワークカメラはそうはいかない。
ユーザが自分のネットワークカメラをバージョンアップする時は、
メーカサイトからいったん自分のパソコンに最新ファームウェアダウンロードする。
次にネットワークカメラのポータル画面からメンテナンスの項目に入り、パソコンに取込んだファームウェアをネットワークカメラに移植する。
この時大切なことは、ゆめゆめバージョンアップ中に電源を落としてはならない。
バージョンアップは、いわゆる脳みそのすげかえだから、
途中で失敗すると、まったく使い物にならないものになってしまう。
失敗しても、空っぽにして入れ直せばよいようなものだが、
その入れ直すローダという機能さえ失われてしまう。
特に無線カメラでは有線状態に戻してバージョンアップしないと危険が伴う。
したがって、初心者にはあまりバージョンアップ作業を進めていない。
販売する立場からすると、1点難しい問題が残る。
バージョンアップのインターバルが短いので、新規の仕入れ商品でも
古いバージョンということが起こりうる。
ほとんど差し支えない変更なら良いが、
例えば最近付加機能となったデジタルズーム機能等は、明らかに違いがわかる。
販売前にバージョンを確認するべきだが、どこにも書かれていなので、
実際に動作確認をしないとバージョンはわからない。
お客様のために、いったん取り出して動作確認をした方が良いのか、
それとも箱を開けず、入荷したままの状態で出荷すべきなのか、
悩ましい選択を迫られることになる。
TOP5では、バージョンアップ情報を絶えず掴み、
危ないと判断したときは、動作確認をして出荷するようにしている。
http://www.rakuten.co.jp/top5/
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