サンバー買ったんだけど「初めての車」とか置いといて最初から印象深い | iven works

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「ないなら作ればいいじゃない。」
車の写真とか自転車いじりとか。


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ちわ、ねびです。

 

いろいろあって転職し、引っ越しました。

近所の店が片っ端から20時半までにしまる、農業が盛んなあたりにおります。

 

職場まで10km弱。最寄り駅からは徒歩40分。

自転車だと15分くらいの距離ですが、雨が降っては通えないので、ついに車を買ったんだよ。

ちなみに前職は車屋だったよ。

取り扱い商品的に私の需要のマッチしないのでその会社では買ってないよ。

サ・ンバーです。

バンパー、というかエンジンフードというのか、凹んでるのがかわいいでしょう?

買って早々ぶつけたんじゃないぞ。最初からだぞ。

 

サンバーといえばスーパーチャージャー搭載の4WDが有名です。

ポルシェで言うところのターボだな。ポルシェターボ。

 

私のは安かったMT、NA、RRです。スピーカーもありませんし、窓はクルクルです。ポルシェで言うところのGT3だな。サンバーには後席すら存在しない2シーター、さらにはクーラーも無い最廉価グレードが存在しますが、この車にはエアコンとリアシートがあります。商用バングレードなので足回りが固いようです。段差が来るとガツンと突き上げるので、思わず尻に力が入ります。大荷重を考慮した商用バン専用の6プライタイヤじゃないと車検に通らないらしく、そいつのせいで乗り心地が硬いとか。

 

なぜサンバーか。私自身の趣味と予算から言えばマツダロードスター、プジョー106とか、ルノークリオRSとか、なんならスーパーセブンが欲しい。ただ、ダラダラしてたら引越屋の手配が間に合わず、自分でベッド他を運場ざるを得なくなってしまいました。んで、引越予算も合算して箱バンを買うことに。賃貸住まいでもバイクや自転車を楽しみたく、箱バンなら風しのぐ屋根付きプチガレージって感覚でも使えそう。いや、わたくしも本当はマクラーレンF1とアルピーヌA110、カニ目のスプライトMk1が欲しいでごわすよ。働きたくないでござる。

 

いざ箱バンだ、と決めてからは軽バンならサンバー、あと1500ccで安全性の高そうなNV200バネットと迷いました。が、バネットは中古車両のタマ数は豊富な割にマニュアルは全国でも数台。特に関東の近場には皆無。最低価格も60万円くらいと私の予算からすると高い。以前から興味があって、東京近郊にも在庫があり、30万円以下で手に入るスバル純血サンバーを探すことにしました。

 

カーセンサー、グーネット、ジモティー、ヤフオク…を物色して、そこそこ新しく、車検が長いやつを探したら海老名の商用車屋さんで見つかったのでネットだけで実車見ずに契約。平成16年モデルの5速、NA、2WD。5万キロちょっと。車両価格で20万円くらい。ほぼ相場の最安値。もちろん本当はスーパーチャージャー、しかも乗用仕様のディアスが欲しかったのですが、近所に在庫がありません。急いでたので諦めました。とりあえず引っ越しに使えりゃそれでよかったもので。

 

 

こっから下は特に写真撮ったりしてないから、フィクションだと思って笑って戴ければ幸い。

 

この車、お店への最初の問合せ時点で「もう業者オークションに出品して陸送に出してしまったので、購入するなら出品取り消して戻す」とのことでした。要はお店では店頭在庫にしてても売れず、小売を諦めて在庫処分しようとしてた、という事です。初めての転職、引っ越しと切羽詰まってたのもあって、そのままお願いをしました。

 

軽自動車の名義変更は車両持込の必要もなく、ナンバープレートを外して住民票だけ用意し、自賠責と軽自動車協会でちょちょっと書いた書類を出すだけで簡単。なので名義変更と内装清掃くらいなら短納期で納車できる認識だったのですが、いろんなお店に似たような在庫を確認して納車まで2週間くらいと言われた中で、ここの店はちょっと無理を聞いてくれたのです。ちなみに他のお店で短納期を断られた理由は清掃と整備点検するから。最短でも1週間は見てくれ、との話でした。登録(名義変更)にあたって申請依頼書と住民票をお店に送り、お金振り込んで…と1週間かからず納車に至ったわけですが、初めて目にした購入車は車内外、清掃とかクリーニングと呼ばれる作業の形跡は全くナシ。掃除機かけた跡すらない、車内に水たまりがあるような状態。問い合わせ後の作業は本当に名変だけのようです。

 

ドロドロ、砂まみれ、シートにシミ、写真では見えなかったタバコ穴、たばこのヤニで内装そこら中が茶色。助手席には謎の髪の毛付着してました。さすが仕事グルマ。ギボシ素人配線が丸出しでつながった安物スピーカーと、社外品の3連シガーソケットの残骸が助手席の足元でゴロゴロしてました。以前ヤフオクで買ったSV400Sも色々謎な仕様でしたが、安いといろいろある。

 

ただ、ポジティブな方向の驚きも。

エアコンだけついてるのかと思いきや、リモコンキーと集中ドアロック、パワステもついてました。鍵はその1本しかないから、後日近所のホームセンターで作ってもらいましたよ。1本400円くらい。どれもカーセンサーの掲載情報になかったのでびっくり。カーセンもグーネットも車屋の営業時代に販売車両登録したことありますが、いちいちサンルーフとか、ETCとか、細かい装備品にチェックを入れて情報を登録していきます。乗用車なら集中ドアロックとかリモコンキーなんか格好のアピールポイントですが、面倒くさいか、車に詳しくない人がテキトーに登録したのでしょう。特に嫌がられる装備じゃないし。

 

余談ですが、中古市場ではついていると嫌がられるオプション品もあって、例えば30型セルシオのエアサスは故障時の高い修理費から敬遠され、当時最高級だったCパッケージ(エアサス装備)と最廉価のAパッケージでは価格が逆転することもしばしば。10年も過ぎりゃあ、オカタイ経営者層からローダウンにメッキホイールなVIP仕様が大好物な皆さんに購買層もガラリと変わるので、新車時に高いオプション装備だったからと言って中古市場でも評価されるとは限りません。さらに脱線すれば、この手のカスタムカー市場があって、そこそこ部品も出て維持も出来る国産セダンはまだよくて、アウディA8なんかどこが壊れるのかもよくわからんので新車時が嘘みたいな値段になります。

 

もとい、私のサンバー。車検ほぼ1年11か月ついて、車両本体で18万円、名変込27万円でした。車検2年付と思えば、まあお買い得だったと思っています。10年落ちなのでタイベル関係がそろそろですが、5万キロなのでオイル管理がテキトーでも走行に起因する問題点は少なかろう、と手を付けました。

 

男の独り身ですし、中古車屋で働いてた経験上、汚い分にはどうにかできるので気にしません。内装の汚れも、洗剤とブラシ、ふき取る雑巾があればスチーマーとかなくても意外と簡単に落ちるし、幸いなことにエンジンは普通だし、エアコンは効く。

 

ただ、買ってみたらキタネーだけに留まらない大問題が一つ出てきました。黒の鉄チンホイール。

すでにネット上の掲載画像は確認できないのですが(スクショ撮っとけばよかった)、商品画像では確かスズキのホイールキャップがついてました。安い中古車なので、ホイールなんか色々あるよねって楽観していたのですが、ホイールって、メーカーや車種ごとに規格が異なり、一見似たようなサイズでも他社製品や同一メーカーでも他車種用は流用が効いたり、効かなかったりします。特に問題になるのはホイールを車体に取り付けるネジ穴の位置と、「ハブ径」と呼ばれる数値。細かいのは省きますが、サンバーはハブ径は59mmってやつらしいんですわ。んで、スズキのハブ径は53mmね。スズキの車にサンバーのホイールは、覆いかぶさるホイール側が大きいので、推奨されないけど一応着く。逆は本来ハマらない。

 

簡単に書くならば、25cmの足に27cmの靴はぶかぶかするけど履ける。けれど、27cmの足に25cmの靴は足が収まらない。無理やり履いても痛いし長時間は無理。すなわちサンバーの足は27cmで、スズキのホイールは25cmの靴なのです。

 

どういうわけか、その「そもそも装着不能なはず」が装着されていたのが私が買ったサンバー。

 

納車時にキャップが外されて黒鉄チンになっていました。

黒ホイールのほうが見た目が好きなので、納車後にさっそく引越に活用したわけですが、高速道路で90km/h超えたくらいからハンドルのブレが凄ぇ。100km/h少し超えると爆散するんじゃねーかって位、車体が振動するのです。ホイールバランスが狂ってるようだったけど、車体ごとブレるし、とかく怪しいのは、20秒くらいの周期で振動が静かになること。緩やかに振動が増減する様は救急車のサイレンのよう。音が低く重いし、マッサージチェア並みに震える小さな車体。80km/h以下だと違和感はありません。高速時だけそれが起こります。

 

んで、仕事終わりに通勤路の途中にあったイエローハットにバランス取りをお願いしたら、クルマを預けたそばから店内放送で呼び出され、リフトで上げただけだという前輪をゆするとホイールが目に見えてガタガタ。この状態で高速乗りまくってたと言うと、顔色の青くなった整備士さんからホイールが違うしこのまま乗るのは危険で勧めない、と説明を受けたのでした。鉄チンでよければ在庫の新品に交換できる、とも。

 

念のためそーっとトルクレンチで全輪のボルトを確認すると各ホイール1本ずつくらいしか規定トルクまで締め付けられないっつー有様。スタッドをネジ切りそうで怖すぎ!って叫びながら整備士の方は閉まらないボルトはほどほどでとめてました。買ったばかりだというと、販売店に言って交換代出して貰った方が良いと仰るので作業見積もり貰っていったん引き取り、本当にそーっと帰りました。高速道路でのサンバーの身震いは「痛くて無理」な靴を履かされて、足ごとモゲて弾け飛ぶ寸前だったから、と思うと、誰もケガしなくて良かった。

 

電話をすると海老名の販売店は中古のサンバーのホイールはすぐ調達できるから、3日くらいで用意して交換しに行くと言ってくれました。ただこっちは通勤で乗らざるを得ないし、ハブボルトが死んでいるとホイール交換するだけじゃ完結しないのでお断りして、見積もりで送った新品ホイールと交換工賃のだいたい3万円、保証で出して貰うことに。

 

んで、職場の昼休みにイエローハットに改めて持ち込んで作業依頼、積んでた自転車で職場まで戻ったらすぐ電話があって、心配してた通りハブボルトが全部伸びてるから交換しないとダメ。ハブボルト自体は1本200円もしないのだけど、交換工賃が1輪あたり5000円。4輪まとめて工賃込み3万円追加出費。販売店に問い合わせたら、「海老名から埼玉まで行って交換するくらいないら3万円出しても良いと思っていたけど、合計6万円は勘弁してくれ」って話で折り合いがつかず、そもそも総額26万円で買った車で6万出させんのもなぁ…って気分で最終的に僕が面倒くさくなって最終的に3万円で決着させました。

 

担当営業は今後の付き合いもあると思って勘弁してくれ、って電話口で仰っていました。なお3万円は即座に振り込んでくれた事は書き添えておきます。

 

ちなみに車検はその販売店が取ったらしいのですが、規格外ホイールがついてたとしても車検ではタイヤの残りしか見ないし、車検場で試す40km/hくらいの回転では妙な異音もありません。街中で乗る程度では振動も無いので販売店も知らなかったのかもしれない。全額出して欲しかったけど。

 

交換後のホイールとハブボルトは見せてもらいましたが、黒いハブボルトは伸びて白くなったり曲がったり、全部で16本それぞれ個性豊かな表情を見せており、黒のホイールにはハブの部分に変形が見られ、苦笑いしかありませんでした。

 

まぁこれでも込30万円だからまあ良いか。

 

なお、電話対応で担当者が社名しか名乗らず、また複数の電話番号の携帯からかかってくる変な店でした。代表番号にかけるとつながる、社内で地位の高そうな人をA、担当営業っぽいB、納車時に直接話をしたすげーフレンドリーな事務の女性と番号を別々に登録していたくらい。納車までのトラブルについては前日にネット保険の手続きしたいから車検証FAXしてくれって言ったら忘れられたくらい。僕も当日加入できるもんだと思って油断していたのが失敗。ネット保険って当日加入できないのね。

 

あ、そうそう、あと車検証の中身に旧所有者名の自賠責とか、整備記録簿とかが3万キロくらいまで出てきました。4オーナー目?の謎の外国人っぽいお名前の方に渡ったあと、5万キロまで整備記録簿がないのはちょっと残念ですが、そもそも存在を期待していなかったので思わぬサプライズ。整備記録簿って新車購入した人の住所から全部載ってんですけど、個人情報保護の観点から消したり切り取ったりしないんでしょうか。僕がいた店では消したり切り取ったりしてたぞ…。

 

そんなこんなで最初っから印象深いカーライフが始まりましたが、引越にあたって分解したベッドの部品や、180cm以上あるであろうマットレスを丸ごと呑みこむ、ロードバイクはホイール外さなくても入るなど、軽規格の小さな車体にも関わらず期待に答える大活躍を見せ、3車線あれば余裕で切り返さずUターン可能な最小回転半径もビックリですし、48psとは言えバイクの如くよく回る四気筒エンジンなど、乗用機械としてのサンバーには驚かされています。ガチャガチャ変速していたらヒールトゥが出来るようになってきました。シフトアップ時にもクラッチつなぐ瞬間に少しだけアクセル踏んでおくとシフトショックが無いみたい。

 

ゴロゴロしていたスピーカーは外してしまったので早速オーディオレス仕様となりましたが、うっかりラジオアンテナをひっかけて曲げたのでサンバーの作業も記事になっていくかもしれません。

 

とりあえずバイクトランポにしたいので板を敷こう。

スバルによるサンバー大規模リコールの対象車っぽいので、タイベル交換と合わせてそのうちディーラーに持ち込んでみます。

 

ではまた。

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