今日は珍しく「てづくり」っぽいことを書きます。
ネタの自転車はこれ。
通学プジョー。
ガッコの最寄り駅に駐輪場を借りて、通学に使っています。
スペシャライズドの「トレッキングタイヤ」なる26x2.1のタイヤを履かせてしばらく乗りましたが、相変わらず恐ろしく速度のノリが悪いです。
空気圧を高めても、もっさり。
反面、空気圧を低めてやると、ますます速度は出ないものの乗り心地がフワフワに。
段差だろうが縁石だろうが「ぽよん」といなして、気軽に乗り越えられます。
ただ、減速しながらだと前輪がつぶれてハンドリングに変な癖がでるので乗りにくいです。
「スタンディング中には据え切りできないくらいハンドルが重い」と言えばなんとなく伝わるでしょうか…。
ところで、先日、後輪のスポークが一本折れました。
スポークをなおす時にタイヤは交換してしまおうか。
面白いけど疲れる。うん。
さて、今日の本題はタイヤじゃありません。
これ。
ついに手に入れました。ずいぶん前ですが。
シマノのロードバイク用最廉価シフター、SL-A050。
ドロップハンドルに取り付けられます。
レトロシフトだの、dixnaのレバーハンドルマウントだの、シクロクロスやちょっとユルイ街乗り自転車向けに、手元変速として使うことで見直されてきている(気がする)Wレバー。
ところが、どれも複雑にアルミを削り出して作られた製品なせいか、そんなに安くはありません。見た目にカッコいいのですけど。
そこで登場するのがこれ。
主に「ロードバイクルック車」についてる、シマノ SL-A050。
ドッペルギャンガーによくついてるアレ。
分解して内部の部品をちょっと組み替えるだけでお手軽にフリクション仕様にもなるようで。
10速でも引けるらしい…。
驚くべきはその価格。
通販または取り寄せで片側700円程度。
最近新たに7sのロードバイク用シフターの後継としてTourny(A070)グレードのデュアルコントロールレバーが出ましたが、あちらは左右セットで6000円から。
A050なら左右でも1500円くらい。
イオンバイクとか眺めてると、徐々にターニーSTI搭載車も増えてきたみたいですね。
下ハンで変速できないにしても、ブラケット握りっぱなしで変速できるのはいい。
ただしこれ、調べると分かりますが、ステムの両脇に固定して使うので、STIに慣れてから使うととても使いずらい。
Wレバー的な配置になります。
実際、SL-A050にはWレバー仕様もあるんですけどね。
3万円を下回る激安ぶりのジャイアントの「ロードバイク風の何か」に搭載されています。
ステム脇マウントだとこんな感じですね。
ロードバイク スポーツ 自転車 700c 【アウトレット】 5014AL [a.n.desig...
今回はステム脇マウントの方を買ったのでそれを使います。
Wレバー仕様の単品売りより手に入りやすかったもので。
安いし、プジョーにはVブレーキ仕様のブレーキレバーついてますし。
ただ、STIに慣れた軟弱系男子な私はブラケット握りっぱなし、下ハン持ちっぱなしで変速したいので、取り付け方法をちょっと工夫します。
取りだしたるは塩ビパイプとパイプカッター。
塩ビパイプはそのへんのホームセンターで100円しない値段で買えます。
こいつを適当にカット。
すごいぞ、パイプカッター。
金属より柔らかいからあたりまえだけど、サクッと切れました。
外径が26.2mm。ギリギリですが、A050のクランプが通ります。
んで、そこにマステを巻いて、ケガキ線を引きまして。
分かりにくいですがイラストレーターですげー簡単に波線を引き、「ラップスキャン」の原理でマステに写し取って巻いただけです。
印刷するほどのもんでもないし。
ここで、リューター登場。
ザクザクと削りました。
削りカスが飛び散るので保護メガネ・マスク必須です。
んで、こんなのができるわけです。
コマンドシフター風の配置にできそう。
固定してないのでちょっと無理がありますが、ギリギリ上ハンでも下ハンで操作できるか?ってところです。
わたしかなり手がでかいらしいので、あんまり万人にお勧めできる配置じゃないやもしれません。
SL-A050は黒い羽みたいな?レバーを操作して変速するのですが、まっすぐに伸びているんじゃなくて片側がオフセットして生えてるのを上手く使えるようにすると
んで、これをどう固定するかというと…
この画像の左端と手前に写ってるものを使います。
ダイアコンペの補修部品として100円で買ったブレーキレバーのバンド。
それと、秋葉原のフリマでたまたま手に入れたネジ留めのエンドプラグ。
続きはまたそのうち…。