1から100までの整数を書いたカードがあります。Aさんが2の倍数をすべてとりました。その残りからBさんが3の倍数をすべてとり、さらにCさんがその残りから5の倍数をすべてとりました。残っているカードからDさんが7の倍数をすべてとると、Dさんは何枚のカードを取ることができますか。
解説
3種類であれば代表的なベン図があります。3つの円が少しずれている図を四角形の中に書いて、割り算によって求まった商を書き込んでいきます。この方法は4つの場合はどのように書くのでしょうか。実は書くことができません。ではどのようにしてこの問題を解けばよいのでしょうか。ベン図を書かずに別の解法で解くのです。
解法
Dさんは7の倍数を取るわけですから、7の倍数を1つ1つチェックしていきます。7の倍数の中で2,3,5の倍数を除いていけばよいのです。Dさんが取るのは
7×1,7×7,7×11,7×13
の4枚です。
答え 4枚
では1から100000までの数で同じ条件の問題が与えられたらどうするのでしょうか。まさか7×1からすべて書いていくわけにはいきません。こういう時は規則性を利用します。2と3と5と7の最小公倍数は210です。210までは書いていかなければなりません。
210÷7=30
ですから7に掛ける数だけを列挙しますと
1,7,11,13,17,19,23,29
です。次に210までの8個の繰り返しが何回あっていくつ余るのかを考えます。
100000÷210=476・・・40
ここで余りの40の中には7×1しか含まれていません。次の7×7は含まれませんから。したがって
8×476+1=3809枚
ということになります。
どうしてもベン図を書いていこうとする中学受験生には4つ以上についてはこのような方法が使えますよということを伝えておくと、次からは間違えないように解いていってもらっています。
よろしくお願いします。
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