正五角形12個と正六角形20個を縫い合わせたサッカーボールがある。頂点の数と辺の数との和はいくつですか。
(灘改題)
解説
この問題を解くにはサッカーボールをイメージしていたのでは解けない。今サッカーボールをイメージして辺や頂点の数が数えられますか?これは次のことが根本的な解法になるのです。すなわちまずは正20面体を考えてください。それは1つの面が正三角形で、それが5個1つの頂点に集まっています。まず1つの頂点を上に取ると、てっぺんに集まる5つの正三角形があります。その次に周りに正三角形が上向き、下向き交互に5×2個あります。そして下向きに5個あります。この正20面体がイメージできない人にこの問題は解けません。正二十面体は1つの頂点に5この正三角形が集まっていますから、そこを切断すると断面は正五角形になります。これがサッカーボールでは黒い部分です。ここで頂点の数を求めてみますと正五角形の頂点がこの立体の頂点と一致します。正五角形は12個ありますから
5×12=60個
次に辺の数ですが、正20面体の角を切り落とす前は、正三角形が20個で1つの辺を2つの正三角形が接していますから
3×20÷2=30本
これに切断でできた正五角形の周りの辺が
5×12=60本
以上で辺は
30+60=90本
これに頂点の数を足して
90+60=150
答え 150
この問題が灘中に出たころは画期的な問題だったのでしょう。ところが今ではこんな問題は解法が決まっているので、まあ言えば基本問題くらいの扱いになっていて、名門校を受ける中学受験生は当たり前のごとく知っているのです。きょうびの名門校の入試問題はこれを公式扱いして、ここから問題がひねられてくるのです。それを小学生が解くわけですから、恐ろしい時代になったものですね。
よろしくお願いします。
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