先日、伊勢神宮へ

日曜日で 道が混み合うかと思えば、かなり早く現地に到着し、

まずは外宮へ 

外宮では なんと 天皇陛下のお姉さまが参拝されていました。


行く度に伊勢神宮は やはり 凄いなと感じます。

それと、神国 日本なんだなとつくづく感じます。


先日 グロービス大学院を創設した 堀 義人さんの講演を聞く機会があり、

その質疑応答の時間に

ある質問者の方の 「世界の環境問題について どう考えられていますか?」の問いに

「世界の環境の問題に意識をおいていないわけではないですが、

正直なところ 僕自身が現在主に意識をおいているのは 日本であり そしてアジアです。 」

と話されていたのが印象的でした。


堀さんは 商社マンのときに ハーバードのビジネススクール留学にて経営学を体系的に学び

同校で ケーススタディを中心にして学ぶ中で、

「何をするために生まれてきたのか、使命はなにか」のご自身への問いかけから

独立を決意。

始めはアパートの一室で、

そしてその後80万円の出資金を募り、スクールを開設

その後 株式会社から 学校法人に。

現在は規模として早稲田大学のビジネススクールに次ぐ規模(2位)だそうです。


その後、学院のスタッフの方が語っていたのが

「ロジックだけで もちろん人は動かない。 しかし、思いだけでも またしかり、

ロジックに志(wiii)、思いがのって、初めて伝わる」

そして、実は 「根拠のある自信を持つことが大切」なのだと。


日本人は 論理力を学ぶ機会が非常に少ないということを さまざまなところで聞きます。


モデリング・直感・ロジック それぞれが それぞれの役割をもって 

ものごとが進化していくような気がします。


日本人は、本来 モデリングと直感力は 優れている民族だと 私自身は感じます。 

後は 論理力! でしょうか。虹




















以前ご近所だった お美しいMさん(笑)

日々の生活において いろんなことを純粋に楽しむことを 思い出させてもらった友人のひとりです。


彼女とは 時たまツーリングにも一緒に行ってました。

行く場所きめて、現地についたら気持ちよさそうな木陰でお昼寝して、で、帰宅、というのがいつものパターン。

私自身は もともと動くのがすきなので、どっかに行ったらいろいろと見て回ったりするのが

今までの行動パターン。

そういうなかで、彼女が提案した 現地についたらお昼寝!というのは はじめびっくりしたんだけど、

やってみると めっちゃいい!!


彼女が引越ししてからは、さすがにお昼寝友達というのは なかなかいなくて

一人で、出かけて 気持ちのよさそうな木をさがして 木の下でお昼ねするのが

一時期は私のマイブームに。

木の下お昼ねコースは 地図を引っ張り出してほとんど腺状態になっている川の支流をみつけ

そこまで、出かけてお昼ねすることもあれば、

自転車で数分のところにある芝生と木だらけの公園にいくこともありました。

そういえば、途中で知り合いの人にあって、「どこ行くの?」ときかれ、「お昼ね」と答えたら、すごく???な顔をされたことも(笑)


そういえば、山登りの楽しさを伝授してもらったのも彼女だな。


彼女(Mさん)は 私がもっとも信頼している友人のひとり。 

お腹の底から本気で楽しむことを 生活にもたらしてくれた人だなと思う。

(本人はきっと謙遜するだろうけど)


そういえば、オフ用のバイク買ったときも、

林の中突入しに行こう! と二人乗りで突入!! あまりの面白さに二人して大笑い!!

でもって、河川敷のでこぼこのオフ用コース行こうとチャレンジ。

走ってみたらめっちゃ面白いので 

二人してMさんのご主人も誘ってみたら 実際のコースみて 「危ないやろ・・・」 (^_^;)


遊ぶことに関したら 二人でどこまででもいっちゃいそうだけど、

普段の生活パターンや人との関わり方は 私とは全然ちがうMさん、

ほんとうに凄いなと思う素敵な部分いっぱいあって

今でも、本当に心から尊敬しています。 







数年前に、ある接骨院の院長の紹介で、 

I 先生という方の元で整体の技術を学ぶ幸運を得る機会がありました。

I 先生は、身体の腺は細く、過去の何かの後遺症なのか、歩くのもままならない感じの方で、当時70歳位。

I 先生を紹介してくださった接骨院の院長は、そこいらの接骨院の技術とは比べようのない位の、

圧倒的な治療効果を出す技術を持っていた方で、 その院長(Nさん)が、

「僕が追いつこうと目指している恩師。 でも、その山はとてつもなく高い」 と称していたのが そのI 先生です。


I 先生は,当時 自宅の一室で治療を行っていて、一日に予約を受ける人数は7人未満。

治療時間は 驚くことに 一人 5分~10分。

なぜ、そんな短い時間で治療ができるかというと、無駄なアプローチを一切省き、原因の箇所にダイレクトに 

シンプルにアプローチしているからです。

・・・・質のいい仕事とは、小さな力で大きな成果を生み出すことだ・・・・

数年後にピーター・ドラッカーの本を読んだときに、その I 先生の患者さんに対するアプローチを

思い出し、浮かんだ言葉です。 


まさに、I 先生は、施術という世界において、圧倒的に質の高い仕事をされる方。


初めて、お会いさせて頂いたときに、「私の掌をさわってごらんなさい」 と言われ、

そうさせていただくと、 すごく柔らかいのです。 そのままその感想を伝えると、

I 先生は、「そう、施術をするときは、決して力をいれてはいけないよ。」

その I 先生の手の柔らかさから、力だけで押し込まないタッチの柔らかさが想像できます。

ただ、力の入れる方向には、非常に厳しく というか、ある意味それがすべてでなかろうかという位。

正しい場所と正しい方向に、アプローチすることを要求されます。 

そのポイントの正確さが、まさに、無駄なアプローチをそぎ落とし

非常に短い時間での施術と、著しい結果をもたらしていたのだと感じます。


I 先生は、午前の診療が終わると、おかずとワンカップのお酒をのみ、それから1時間位のお昼寝をされます。

そして、午後の予約の診療を、午前同様をテレビを見ながら行います。

はじめみたときは、テレビを見ながらどうやって集中して治療できるのだろうか不思議に思ったのですが、

今思えば、患者さんがリラックスした空気をつくるためにされていたのかなと・・・ 

その件は、結局質問できずじまいでした。


いろいろと質問することももちろんできるのですが、

しゃべるという行為も、I 先生の 身体に負担がかかるように見えたので、なるべく無駄な質問にならないよう

質問を選び、タイミングを図って、教えていただきました。

それ以外は、沈黙を楽しみというか、その沈黙の中で 感じることがありました。


患者さんの治療中も、そして治療されていない合間の時間も、I先生がいる空間に流れている

とても心地よい空気があります。

そのとき、はっと気づいたことは、

I 先生の技術をささえているのは、実は 人に対する深い愛情だと。


おそらく年齢的なものもあり、その世代の方が持つ独特の空気感と I 先生の人に対するスタンス

が交じり合ったもの。  そうした中で、

言葉だけでは語れない 大切なことを学ばせていただいたと思っています。

そして、あぁ、こういう方たちと触れ合う機会を、生活の中に持てることと、そうでないことの差は大きいと

すごく感じたのを覚えています。 

戦前を知っている時代の方たちが持っているものを受け継いでいくことも、本当に大切だと感じます。


私自身は、身体の施術の向こう側にあるものに関わっていこうと決断し、

今は施術はほとんどしていませんが

I 先生から学んだことは、 今の私の人生を支える大切な要素のひとつとなっています。

私のとって、カンフォートゾーンである施術の世界から抜け出すには、相当の心の葛藤がありましたが、

今は、自分が本当になし得たいことに、フォーカスをあて 全力でそこに向かうだけだと思っています。


正しい場所に、正しい方向で

そして、その精度を高めるには、チャレンジの数と学習。


相対性理論の一部を ある解釈でとらえると 宇宙は基本は なまけものという見方。 

ある地点から、ある地点に向かう際に、一番楽な道を基本とするそうです。

一番最距離をゆっくりを通るのが等速直線運動(測地腺)。  楽そうでしょ。

そして、それ以外のすべての道(ルート)は、加速度運動といいます。

つまり、測地腺(等速直線運動)以外の腺は、必ず測地腺より距離が長く、時間が短くなる

図に描くと わかりやすいです。

ちょっと、ややこしいですが、 青字の部分をふと思えば 


早く進む道 = 沢山経験する道 という感じがすごくします。

アインシュタインさん、勝手な意訳許してね o(^-^)o 


そうアインシュタインさんは、日本をとても愛していたそうです。

私自身、日本人は、原住民族のもつスピリットと そして現代にも通じる文化と 

自然と真の意味で融合する特異な民族だと感じています。  

特に明治時代の人の写真とかを見ると、 目の奥にあるものが原住民族のそれと、すごく相通じるのを感じます。 

それでいて、現在(未来含めて)の社会と融合する力も持っている。  ほんと凄いと思います。


だからこそ、原点となる 戦前を知る方たちとう触れる機会を持つことも大切だなと感じます。