明日、映画「最強の二人」予約完了。 

フランス映画といえば、大好きな映画「アルティメット」シリーズ。

主人公二人の身体の使い方が対照的で、何度みても面白い。 

レイト役の「柔軟さ」とダミアン役の「キレ」


どちらも獲得したい身体性。


特にレイト役のダヴィッド・ベルの動きは、空間を操るというか見ていて目が釘づけるになる。

彼は、パルクールと呼ばれるものを本格的にやっていらしく、それがいったい何かをウィキペディアで調べてみた。




調べてみて、記述を読んで 震えるくらいの感動を覚える。




もともとパルクールは ある人物がアフリカの滞在中に出会った民族の身体能力と巧緻性に感銘を受けたところからスタートしたらしい。




'彼らの身体は素晴らしかった。柔軟で、軽快で、巧みで、頑丈で、耐性があるのだ。彼らには体操の指導者がいる訳でもなく、ただ自然の中で生活しているだけなのだ。'―ジョルジュ・エベル  'kipediaより抜粋

                                                             

'être fort pour être utile(強く在れ、機能的であれ)'    同じく抜粋



自然の動物の動きは、本当に美しいと思う。

自然(もちろん身体含めて)と調和した人の動きは 本当に美しいと思う。



「身体能力は勇気や利他の精神と共に在るべきだ」  これも抜粋


'être fort pour être utile(強く在れ、機能的であれ)' 















サッカーに限らずなんだろうけども、

自分の今の基準(できること)と、環境(その場)の基準がちがうと 居心地はけっしてよくない。

もちろんリラックスできているというのはすごく大切だと思う。 

でも、できることを増やそうと思うと、居心地のよくない基準(環境)に飛び込むことも必要なのだとやっぱり思う。

緊張もする、ミスしたらどうしようとドキドキもする。 ちょっぴり逃げ出したくもなる。

でも振り返ってみると、その居心地のよくない環境でこそ得られるものも また、あるんだなぁって感じる。

正直いって ちょっぴりどころか かなり逃げ出したくなることもあったり。

でも、そうやって自分のコントロールできない状況で、言われるままに無我夢中でやって得られるものもあるんだなって。

先日コーチが、衝突でのファールか何かでもめていた二人に、お互い握手をするようにと指示していた。

スクールの終わりの話の際、再度そのことに触れて 「みんながサッカーできるのは、こうして今日来ている仲間がいるから。 熱くなるのはいいけど、お互い握手で終われるように」 と話されていた。

ほんとうにそう思う。

私なんかは、まさにそう。

「取られたら取り返せ」 「先にボールに触れろ」 「(ボールを)取れる、まわりこめ」 

「逃げるな、チャレンジしろ」 、「足を出せ」、 「絶対前に行かすな」  「そこじゃない、もうちょい後ろ」 

ゲーム中、その場、その場の周りの人たちの指示のおかげで、この状況のときはこうするのだとか、

いくつかのパターンを少しずつ理解できて、修正してこれた気がする。

(できなかったときのメンバーのリアクションがちょっぴり怖くて、最初のころはかなり緊張したけど)

サッカーに関するスキル関係の本もいろいろ読んだ。 もちろん予備知識としては参考になると思う。

でも 現場(ゲーム中)で得られることって すごく大きい。

ほんとうに 周りのサッカーに関わる人達がいて、はじめてサッカーができる。

そうやって一緒にやっている人たちに、本当に、本当に、心から感謝している。

そして、

もちろんシュート(得点)することもそうだけど、

どんな状況であっても、常に相手の動きに合わせた最高のパスを出せるようになりたい。






サッカーをはじめてから 私の人生が大きく変わった。 

周りからはどう映るかは関係なく、私の中で大きく変わった。 とにかく純粋に毎日が楽しい!!

(するのは週一回2時間なんだけども)

胸の真ん中あたりで、右から左までダーっとはしゃいで 駆け回っている感じ。


すごく身にしみておもったことは、

やりたいことは ぜったいやった方がいいということ。 というかやらないと本当に魂レベルで損傷を受けるくらい

マズイぞということがわかった。

私の場合は、小学校卒業してから(途中、わすれていた)数十年(十数年?)

決断するまでは、すごくやりたくなったり、、、でも、ムリだろうなと、、、そんなおもいも忘れていたり、、、

そのレベルであったにせよ、実際やってみて 自分にとってこんなに大切な位置をしめていたのかと

驚くほどの存在というか、私の人生の一部になっている。


数年前にたまたま用事で出かけた先で、ある女性の方がゲームをしているをみて、

はるかかなたに忘れていた「サッカーやりたい!」の欲望の蓋が カタカタとゆれ、だけど

それでも、いざ始めるまでは かなり躊躇した。 

筋力ついていくだろうか? などなど


身体のコンディショニングには、よりいっそう気づかうようになり、それが好循環を生み出している。

いっそう身体の声に耳を傾けるようになった。(特に筋肉の状態)

サプリも、アスリート仕様に追加バージョンアップしたので、身体の調子もさらによくなった。


先日、喫茶店でとなりに座っていた人が、楽譜を見ていたので、「作曲されてるんですか?」と

お聞きしたら、コーラスを始めたので勉強しているとのことでした。

小学校の教員をされていて、ずーっとコーラスがしたかたのだけども、なかなか時間がなくて

やれずじまいで、退職して時間が取れたので 始めたとのこと。


やらずにこの世を去ったら絶対後悔すると思って始めた、、と聞き、

お互い同じ理由ですね と。


ちょっとこの詩を見てみて と見せてくださったのが ビリーブという唄

その歌を知って、どうしても、その詩を歌いたいと思ったそうです。

ぐっと胸にくる歌詞です。


~~たとえば君が 傷ついて くじけそうに なった時は
  かならずぼくが そばにいて ささえてあげるよ その肩を
   世界中の 希望をのせて この地球は まわってる~~  抜粋