受験体験記 その89【なおさん】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

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2024年度(2023年8月実施)の受験生の方の体験記です。




第89弾はなおさんの体験記です。
(回答日:2024/05/17)

年齢
30代

受験年・コース・合否結果
2023年8月入試 (2024年4月入学) 2年コース合格 (2年コース志望)

東大SPH受験は
初めて

併願校
なし

卒業学部
医学部医学科 (大学問わず)

受験時の職業
医師

東大SPHを受験した理由 (公衆衛生学を志した理由)
精神科臨床に携わる中で早期介入の重要性を感じ、予防的な立場で働くうえで公衆衛生の知識を身に着けることが有用であると考えたため。

研究テーマ
広く精神保健について興味がありますが、具体的なことはこれから決めます。

東大SPHのここがオススメ
事前の研究室訪問などコネが不要で、門戸を広く設けている点です。

将来のキャリアプラン
産業医や精神保健福祉センターなど、SPHの知識が生かせる現場に帰ろうと思っています。

受験勉強法 (勉強期間、推奨参考書、解いた過去問の年数・周数、失敗談など)
勉強期間…4か月
過去問の年数…8年分

推薦参考書は「」で以下に記します。

英語:
院単を読んで、過去問を一周しただけでした。結果的に英語の出来が非常に悪かったので、反面教師にしてください。

公衆衛生:
「はじめて学ぶやさしい疫学」(南江堂)「公衆衛生がみえる」(メディックメディア)を参照しながら、過去問をOne Noteにまとめて、復習を繰り返しました。
過去問の内容をしっかり押さえるだけでも大変なので、手を広げすぎないことも大事だと感じました。

統計:
「基礎から学ぶ統計学」(羊土社)と「統計学の時間」(Webサイト)で基本知識を確認してから、「統計学演習」(培風館)の例題だけを解きました。過去問は時折解いて、復習に用いてました。

専門科目:
本番では疫学・健康教育・精神保健・医事法を選択しました。
疫学には「できる!臨床研究 最短攻略50の鉄則」(金原出版)、健康教育には「保健医療専門職のためのヘルスコミュニケーション学入門」(大修館書店)が役立ちました。
公衆衛生の知識を応用する形ですが、差が付きにくい科目に感じました。

小論文:
家庭内暴力被害が増加している現状に対し、海外で行われているCoordinated Community Responseが日本でも実装可能ではないか?といったことを書いたはずです。

面接で聞かれたこと、受け答えた内容
小論文の内容について改めて説明するように求められ、自分なりに答えたつもりでしたが、あまりにたどたどしい説明だったので「それはどういう意味ですか?」と再確認されてしまい、それからの記憶がありません。






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