受験体験記 その64【nhmcさん】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

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2023年度(2022年8月実施)の受験生の方の体験記です。




第64弾はnhmcさんの体験記です。
(回答日:2022/09/05)

受験年・コース・合否結果
2022年8月入試 (2023年4月入学) 2年コース合格 (2年コース志望)

年齢
30代

卒業学部
医学部医学科 (大学問わず)

東大SPH受験は
初めて

受験時の職業
医師

併願校
その他: 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント科

東大SPHを受験した理由 (公衆衛生学を志した理由)
医師の経験を活かして健康格差の縮小に取り組みたいと考えました。

受験勉強法 (勉強期間、推奨参考書、解いた過去問の年数・周数、失敗談など)
・勉強機関:6か月
・推薦参考書(資料)
英語:過去問のみ
統計:統計学演習、youtubeの「統計学の基礎」
公衆衛生(選択問題と記述):公衆衛生がみえる、図解国民衛生の動向、わかりやすいEBNと栄養疫学、栄養データはこう読む、健康行動学、ヘルスコミュニケーション学入門、ヘルスリテラシー、基礎から学ぶ疫学、健康格差社会への処方箋
・解いた過去問の年数:10年分を2周、直近5年分を3周

仕事をしながらの勉強でしたので早めに準備を開始しました。
各分野7割程度の正答を目指して、結果的に全体で7割を超えることを目標に過去問中心に取り組みました。
点数配分は、英語130点>公衆衛生(選択+記述)120点>小論文40点>統計20点の順ですが、各分野で7割を超えるために、公衆衛生>統計>小論文>英語の比重で取り組みました。英語や公衆衛生(選択+記述)で傑出した得点が狙えるのであればバランスを取る必要は乏しいと思います。

英語に関しては、業務上接する機会が多いことから、他とのバランスを考えて過去問のみ。
統計に関しては、「統計学演習」が理解できなかったので、並行してyoutubeの「統計学の基礎」を見ながら勉強しました。
公衆衛生(選択問題)に関しては、「公衆衛生がみえる」、「図解国民衛生の動向」を参考にしました。
公衆衛生(記述問題)に関しては、上記の本を参考にし、試験本番では疫学、予防医学、健康教育、公衆衛生調査方法論を選択しました。
健康教育、公衆衛生調査方法論は過去問とほぼ同じ問題だったと思いますので、できるだけたくさんの過去問に目を通し、余裕があれば+α程度の準備をするのがいいように思います。
小論文に関しては、知人(公衆衛生とは無関係の業務内容)に添削してもらいました。

面接で聞かれたこと、受け答えた内容
志望動機、入学後に学びたいこと、卒業後のキャリアプラン、小論文の内容
小論文の内容に関して、予想以上に厳しく詰められましたので、不合格も覚悟しました。




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