受験体験記 その15【あまびえさん】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

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東大SPH受験生の皆様より頂いた受験体験記です。


第15弾はあまびえさんの体験記です。
(回答日:2020/09/08)

受験年・コース・合否結果
2020年8月入試 (2021年4月入学) 2年コース 合格

年齢
20代

卒業学部
他大 医療系学部 (医学科以外)

東大SPH受験は
初めて

受験時の職業
薬剤師

併願校
なし

東大SPHを受験した理由 (公衆衛生学を志した理由)
エビデンスに基づいた知識で、多くの人々の健康にアプローチする術を学べるから。

研究テーマ
未定

東大SPHのここがオススメ
数多くの研究室があり、多岐にわたる知識、技術を得られるところ。

将来のキャリアプラン
海外の博士課程に進学したい。

受験勉強法 (勉強期間、推奨参考書、解いた過去問の年数・周数、失敗談など)
2020年4月から英語と統計学、公衆衛生の勉強を始めました。統計はこちらのブログの推薦図書やYouTube動画、英語は過去問とIELTS問題集、論文を使いました。
6月のガイダンスで筆記試験中止と知り、すぐに小論文と活動報告書の作成に取り掛かりました。「大学院入試 小論文の書き方」という本を参考にしました。どんな分野の大学院入試にも応用できるように書かれていて、面接対策も載っているのでおすすめです。
活動報告書はガイダンスで言われた通り、東大SPHが求める学生像に沿うように自分の経験を織り混ぜて書きました。英語は学生時代の成績と、英語の部活動、TOEICでまあまあの点数を取っていたのでそれを強調しました。数学的素養は正直アピールポイントがほぼありませんでしたが、既に統計学の勉強を始めており継続している旨を書きました。
小論文も指定された条件(データなどの出所を明らかにする、一貫性を保つ)を守る事を意識し、何度も推敲しました。

面接で聞かれたこと、受け答えた内容
聞かれた事は主に①東大SPHで何を学び、研究したいのか ②卒業後の進路 です。①は臨床で研究を行った際に自分に足りないと感じた統計や医療情報システムを学びたいと答えました。研究したい事は未定ですが、〇〇を考えています、と言ったら「その〇〇をやりたいと思ったきっかけは?」や「あなたの考える〇〇の定義って何ですか?」など矢継ぎ早に聞かれましたが、一つずつ極力丁寧に答えていきました。
②は海外の博士課程に進みたいと答えました。研究テーマについては、視野を広く持ちたいので大学院に入っていない段階で決めたくないと考えていますと答えたら、納得していただけたようでした。
※やはり本番では、用意していた内容を答えても反応は薄かったです。面接の終盤に自分の熱意から自然と出てくる言葉で伝えたのが良かったのかな、と思っています。







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