『1つの職場で定年まで働きたい』
『安定した職場が良い』
『稼いで早く独立したい』
雇用が確実ではなくなった現代では、雇用されて働く人の考え方は様々です。
ただ、向いていないと感じつつ『今までやっていたから』という動機で仕事を選んでしまうと、前職の二の舞になります。
私は大学の建築学科に進学し、神社・お寺の修復をする宮大工になりたい気持ちがありつつ、『大卒から職人に修行するのはなぁ・・・』という思いで、施工管理職に新卒入社するのでした。
ただ、『多くの人と接して、人前に出るタイプではない』という認識がありつつ就いた仕事だったため、案の定上手くいきませんでした。
そして、その時の作業の流れと知識を使って臨機応変に動く頭の切り替えが苦手だった私は『要領の悪い奴』と思われて当然でした。
その仕事は、試用期間で終わる解雇や契約更新をもらえない退職で終わることになるのですが、『一生悩んでも出来そうにない』という実感があったので、私は道を外れました。
ダスキン工場での、出荷品のピッキング。
電気・建築業界のCADオペレーターをするものの、全て試用期間で終了か解雇。
ダイキンでの機械製品を扱う子会社に派遣で働くものの、契約更新がなく、契約満了退職。
ヤマト運輸の子会社で働くものの、受注減少で部署異動になり、配達の助手になるもののやがて会社は買収。
再び転職サイトに登録して、経歴を見てスカウトして来た派遣会社で同じく施工管理職をするものの、同じような『経験者のわりには、使えない奴』になるのでした。
ネットビジネス関係では、良さもわからないままSNSで勧誘されてMLMをハシゴして、
自称コンサルと名乗る人に、初期費用を持ち逃げされることを繰り返すのでした。
『フルマラソンは18回も完走できるのに、仕事では全く駄目』
それが認めざるを得ない自己評価になるのでした。
⭐️『もう新しいことに挑戦、連絡付かなくなった詐欺師を追いかけることは辞めよう・・・』。
私の結論は、そこに辿り着くのでした。
それなら自分には何の道があるか?
それは、
『新しいことには挑戦せずに、出来ることを極めよう』
そのような結論に至るのでした。
『誰もが出来ることを、誰もが真似できない領域まで極める』それを凡事徹底と言うらしいです
私もその領域を目指して、走り出します。