産前産後は遠慮のない実母にお世話になるのが,
つんちゃんにとって一番よいことですし,私も安心できます。
私が息子を産んだ時,母親は癌で入院していました。
主人の実家にお世話になった時のことを思い返し,
言葉を選んでそれとなくつんちゃんに念を押しました。
虚弱体質で体調に波があるのは本当のようですが,
自分の母親が当てにならないことは,
つんちゃん自身が一番よく解っていました。
つんちゃん一家を前にした時の違和感を思いだしました。
両親と三つ違いの妹の4人家族でしたが,
両親と娘二人・・・・とは少し違った印象を受けたのです。
つんちゃん自身はいつもニコニコ笑っている素直な女の子ですが,
両親に甘えている感じは全くありませんでした。
妹の方はいかにも「末娘」でした。
私の親戚にも主人の親戚にも,子供が女の子だけの家庭はありませんでした。
『姉妹ってこんなもんなんだろうか?』
その時感じた印象は間違っていなかったのでした。
よく,娘が産んだ孫は格別に可愛いと言いますが,
私の知り合いにもいます。
『ここだけの話し,孫,全然可愛いくないんよ。
いまだに独身の息子の方が可愛いんよ。』
と言いながら,義理で子供服を買っている人が。
そうと決まったら覚悟を決めないといけません。
つんちゃんは他人の家に一人で入ってきたのです。
『私が若い時言われてイヤだったこと,
やられてイヤだったことは絶対しない』
と心に決めたのです・・・・・・・・・・が。