腕時計のケースサイズが昔より大きくなった | 俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

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私が高校以来使ってきた腕時計は、SEIKO DOLCE シリーズの電池式クオーツ。

 

薄くて軽いのが好きな私にピッタリ。

 

厚さが例えば 1 cm もあると、服の袖口が鬱陶しくなる。

 

軽いのが好きなので、ベルトはずっと革製。

 

1つ目はケースが四角型で、2つ目・3つ目(現在)は丸型。

 

いずれも電池交換しながら長く使ってきた。

 

なにしろ、DOLCE1年で10秒もずれないほどクオーツの精度が良い!

 

そのため、知人からしばしば時計の時刻合わせに「今、何時?」と聞かれたもの。

 

1つ目と2つ目はケースが金メッキで、使い込むうちにぶつけたりしてはがれてきたことから、3つめはメッキなしのシルバーにした。

 

3つ目の型番は SACM150 8J41-0AJ0 で、ケースはステンレススチール製で横幅(リューズを除く)33.5mm、ラグ幅 17mm、厚さ 5.3mm、重さ 26g、生活防水、牛革ベルト。

 

3つ目の SACM150 8J41-0AJ0

 

これもだいぶ年季が入り、文字盤の縁近く11時半のところに、小さく緑青らしきものが。

 

電池交換から5年半ほどが経ち、そろそろ切れる頃かもしれない。

 

次は電池交換不要のソーラー(二次電池の寿命はあるが)にするかと考え、メーカーサイトを見ると、どひゃ~、今の男性用ソーラーはケースの横幅 40mm 前後がほとんど!

 

3つ目を買った頃、ソーラー発電・充電機能も電波修正機能もなかった頃の男性用は、ケースの横幅 33mm あたりが標準だったのに。

 

それらの新機能を詰め込んだせいで、ケースの横幅も厚みも増え、結果として重くなっている。

 

SEIKO DOLCE 男性用現行品のケース

SACM171(電池式クオーツ) 3つ目と同じサイズ・重さ

SADA039(ソーラー電波修正) 横幅 41.7mm、厚さ 10.5mm、重さ 75g

 

SACM171 に比べて、SADA039 は横幅で 1.24 倍、厚さで 1.98 倍、重さで 2.88 倍になっていて、薄くて軽いのが好きな私には不都合極まる。

 

 

 

私は身長 175cm の割に手首が細く(手首回り 16cm )、成人女性の平均である 15.4cm に近い。

 

なので、今の男性用ケースサイズの主流である横幅 40mm 前後を身に着けると、手首に対して大き過ぎるのだ。

 

かといって、女性用腕時計は一般にラグ幅も狭い(15mm 以下)ため、ある程度の身長がある男性が着けると細いベルトが似合わない。

 

同じ悩みを持つ男性諸氏も多いようで。

 

ケースサイズもラグ幅も今使っているのと同じくらいのソーラー式(私には電波修正機能は不要)はないかとかなり探し、ようやく見つけた。

 

日本の新しいメーカー、Knot(ノット)の Thin Solar シリーズモデル。

 

ケースの横幅 32mm、ラグ幅 18mm、厚さ 6mm、重さ 18.5 g のソーラー式で、まさに薄くて軽い理想通り。

 

ドレスコードが厳しい場面でも使えるよう、ケースとベゼルはシルバー、文字盤はホワイトのを選んだ。

 

ベルトは別売なので、CASSIS コードバンのゴールドブラウン色にした。

 

尾錠側 75mm、剣先側 115mm で、7つある穴のうち内側から2つめがちょうど良い。

 

それは普段用で、ドレスコードにより黒色ベルトが必要になる場合に備えて、SEIKO の黒色牛革ベルトも買った。

 

どちらのベルトもクリッカー付きで、簡単に取り換えられる。

 

CASSIS コードバンのベルトを取り付け

シンプルなデザイン