切った切りカスが飛んで行かないようにする(その1) | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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ニッパーでインシュロックなどを切った時に、切りカスが飛んで行って困る事ってありませんか?
もちろん世の中にはちゃ~んと、切った切りカスが飛んで行かずに保持出来るニッパーがあります。
それを紹介した記事はこちら→「お値段高め、でも惹かれます・・・。」

この時に紹介したニッパーは、エレクトロニクスニッパーで、細いもの、細かいものしか保持出来ません。

でも、150mm以上のインシュロックなどの大きめの切りカスも保持したい!
となると現状ではなかなかないんです。

なので自分で簡単に出来る方法をお教えします。
長くなるので、2回に分けますね。今日は1回目

僕のオススメのニッパーは、これKNIPEXの7622-125。これはフラッシュカット

刃がフラットになっています。
特にインシュロックなどを切った時に、バリが残らず切り口がキレイに切れます。

そして、プラスチックニッパーよりも刃に厚みがあるからです。

さあ、今からちょっとした作業にかかります。

まず、こちら側をパーツクリーナーなどで脱脂します。

そして、口が開かないように、グリップのところを輪ゴムで巻いておさえます。


そして、これが登場します!

ホームセンターなどに売っている建築用のコーキング材。
乾いて弾力のある物だったら何でもいいです。

それを・・・

ニッパーの内側にムニュ~っと出して、ヘラかなにかでニッパーの内側の溝を埋めます。


こんな感じ、

これで、コーキング材が固まるまで、24時間ほど待ちます。
と言う事で、今日はここまで、続きは次回紹介しますね!