本日2回目のブログです。
昨日、エアーツールの為に,、キレイなエアーを使わなくてはいけないこと、エアーツールオイルを入れなければいけないことを、エアーインパクトのエアーモーターの中身を分解して説明ました。詳しくはこちら
なので、今日はその先に付く、ハンマーやドライブの部分を説明します。
モデルになるのは、KTCのJAP450
KTCがなぜ、インガーソルにインパクトを製造してもらっているのか?
それは、インガソールのインパクトがいいからです。
アメリカに本拠をおくインガソールは、エアーツールでは世界トップメーカーです。
1871年に削岩機のメーカーとして創業し、今では、各種エアーツールを製造販売しています。
そのインガソールの代表的なインパクトがツインハンマーモデル。
ソケットを差し込むドライブの部分、ここをアンビルといいますが、ここを2つのハンマーで打撃して、パワーを先端工具に伝え、固くしまったボルトやナットを緩めるのです。
ハンマーの周りのシルバーのカバーみたいなの、ここをローターといいます。
このローターが1回転する間に、中のハンマーが2回アンビルを打撃するんです。
これがツインハンマーの大きな特徴で、安定した回転と早いパワーの上がりで、とても力強く、他のインパクトと比べても、ナットやボルトが早く緩むんです。
もうちょっと分解してみましょう!
この2つのハンマーが交互にアンビルを打撃するんです。
だから、このハンマーは丈夫でなくてはいけません。
KTCのインガソール製のインパクトのハンマーは削り出しです。
鋼材の塊からの削り出しなので、とても丈夫なのです。
例えツインハンマーと言っても、このハンマーが丈夫でなければ意味がありません。
だから、ツインハンマーのインパクトでオススメなのは、ハンマーが丈夫なインガソール製のインパクトです。