[オモシロ神社Vol.80]白狐稲荷神社と豊臣家の霊石 | Natural Bone Japanese

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昨日は久しぶりに神社の写真を撮りに行って参りました。言うなれば、私の活動の原点であり、そう言えば、最近データベース用の素材収集やっていないじゃないか!ということで、23区の写真収集も未完で、中でももっとも手薄であった練馬区を中心に写真を撮りに行って参りました。

$東條的世界最古の国へようこそ

だが、しかーし、今日、結構、暑かったですね。実は、自転車で巡ったんですが、後もう一社、後、もう一社と、気付けば、22社巡り、走行距離30km弱。しかも、スマホの地図なんて使いません!ちず丸片手にアナログ探索です!家帰って体重量ったら、1キロも落ちてました(笑)。

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でも、ほんとう、何気ない神社にこそ、面白味はあるというものですね。ちょっと興味深い神社が幾つかありましたので、久しぶりにオモシロ神社情報として追加しておきませう。

ということで、先ずは練馬区北町の非常に小さなお稲荷さん、「白狐稲荷神社」。こちらなかなか興味深い縁起があります。

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実は、ここには霊石が祀られているようで、この石は元々、斉藤家という家の者から依頼されたものらしく、聞けば、これは豊臣秀吉公の守り神であったという。しかし、関ヶ原で秀頼公から石田三成に託されたものを三成が越後まで逃避する最中、三成はこの石を宿泊した宿の者に預けたのだとか。

かくして、三成は捕縛され斬首の憂き目に遭ったわけですが、そうなったのも、この霊石を宿に預けてしまったからなのだという。そう、三成がこの、この霊石さえ預けなければ、逃げ延びて再起していたんですよ。信じる信じないかはあなた・・・って、スゴい話ですよね(笑)。

でも、埼玉の鳩ケ谷にある石田神社(三成の隠し子と埋蔵金伝説)といい、関東には意外と三成系のミステリーをちょいちょい見かけますね。

他にも、練馬区高松に鎮座している御嶽神社で見かけた仁王像は服部半蔵が寄進したものと書いてありましたし、何だか、気付かないだけで、ちょっとよく見ると意外に深い歴史の痕跡を辿ることができるんですね。

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最後、なるほど、よく言ったもんだと思ったのが、練馬区田柄の愛宕神社。こちらは毎年7月24日に金魚市が開かれているみたいで、ここではこんなことが言われているようです。

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こうした縁日の金魚はすぐに死んでしまうが、これは代わりに厄を持って行く「厄よけ」の意味と、水に関係が深いことの「防火」の意味があるだとか。うむ、私も縁日で取った金魚はことごとくこの世を去りましたが(泣)、そうか、これは私についた不浄の厄を持って行ってくれたんですねって、子供に説明するのに一番いい答えですね(笑)。

ということで、おかげさまで、板橋区はコンプリート。練馬区はまだ3割ですね。中野区、江東区、葛飾区、江戸川区、大田区も募集しております。もちろん、他地域ももちろん歓迎しております。

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