そう、君が代の「君が代は♪千代に八千代に♪［さざれ石］の♪いわおとなり♪てこけのむすまで～」のさざれ石です。
この「さざれ石」はもともと「小さな石」を意味するのですが、現在では、それが長い年月をかけて一つの大きな石の塊になったものを意味します。
まさに、「いわお」となったものですね。
一般的には、これを長い年月に例えた表現だと言われておりますが、個人的には、この時間をかけて小さき存在が一つにまとまる姿が、まるで日本人の結束力を表しているかのようなイメージを持っています。
講演でもよく言いますが、台湾の小説家、柏楊（はくよう）の残した「中国人は一人一人は龍であり、日本人は豚である。しかし、中国人が三人集まれば豚になり、日本人は龍になる。」という言葉がなぜか日本人にぴったりの印象を持っているんですよね。
まぁ、この言葉は幼い頃より父から何度か聞かされていましたからね。
それだけにこの「さざれ石」には日本人のスピリットようなものを感じているのですが、本日は、そんなさざれ石を販売している坂井会長にお会いしてきたんです（前置き長がっ！笑）。
元々、このさざれ石は岐阜県のものに由来されるといい、こちらのさざれ石も同じ岐阜県から手配したものを神社への奉納やオフィス、個人への販売と展開されているようです。
本日は、神社人つながりで御縁をいただき、結局、「お一つどうぞ」ってなことで一つ頂戴することになりました。いや～、ありがたい話です。まさに神社人冥利につきますね（笑）。
ただ、坂井会長も「最近、さざれ石って国歌で歌っておきながら、さざれ石が何だかも知らない人が多い」と指摘されておりましたが、確かに、知らない方多いかもしれませんね。
誰も教えないし、普段見ることもないですからね。
仕方はないと思いつつも、少なくとも学校ではこうしたことはきちんと教えるべきですよねぇ。ともかく、ありがとうございました。
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