『人はかつて樹だった』(長田弘/著)を読む。

 

 

フェリシモで購入。

 

21編あるなかで、好きな詩は「樹の伝記」。

 

大きくなって、大きくなるとは

大きな影をつくることだと知った。(p31)

 

という一節が、わたしの中に深く入ってきた。

 

「影」は、人生においての「後悔」や「傷」なのか。

それとも、疲れた人が安らげる「場所」なのか。

たぶん、どれもつながっている。