『住まいをよむ』(難波和彦/著)を読んだ。
NHKラジオ「こころをよむ」のテキスト。
以前から、日本はなぜ核家族化が進んだのだろうと疑問に思っていたところ、偶然にもこのテキストでその理由らしきものを得た。
今はもう廃止されたが、かつて個人が住宅を持つのに国が補助金を出す制度があった(住宅金融公庫)。これが核家族化を加速させた原因だが、その背景にはGHQの思惑があるとかないとか…。
これからの時代、分断されたご近所はつながっていく必要があると思うので、どんなきっかけで、わたしたちの暮らし方が変わっていくのか興味深い。
住まいを通じて世の中が見えてくるようで、面白かった。