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「繁栄」と「存続」三代続いて帝王學

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ー第2677球目ー

 

夏が来れば思い出す。

松井秀喜5打席連続敬遠。

1992年8月16日に阪神甲子園球場で行われた第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦。

明徳義塾高等学校(高知)対星稜高等学校(石川)戦にて、明徳義塾が、星稜の4番打者・松井秀喜を5打席連続で敬遠した。

 

この結果は試合後に世間で大々的に取り上げられて社会現象となった。

高校野球の「勝利至上主義」について議論されるようになった話。

 

潔く勝負して負けるリスクを背負うのか。

強い奴とは戦わず、できる方法で勝機をうかがうのか?

 

甲子園が体育なら、前者を正しい。

甲子園が勝負なら、後者が正しい。

 

白黒でないのもまた人生なので、好みの問題となるだろう。

 

 

さて、代表的な当事者の二人も分析してみる。

松渕史郎監督は▢1タイプ。

1992年は費の年。

この5打席連続敬遠は勝つという目的のため。

独特の戦術で勝利した。

全く悪気なし、そして潔し。

でも人間関係からの誹謗中傷において疲弊はしたかもしれない。

松井秀喜は△1タイプ。

1992年は整の年。

思いどおりにいきにくい年。

甲子園では負けるは、11月には阪神がドラフトで外して、巨人に行くはめになるはとは運気どおり。

こちらもその試合は心中複雑であっただろう。

でも伝説の人となったので悪い気はしていない。

 

歴史はおもしろい。

そして野球も極めて示唆を富む物語である。

 

阪神タイガースへの今日の直言

「毎日の一喜一憂を冷静に。その先のため、読み使う。」

 

⚪︎タイプは後悔より反省を

□タイプは後悔より反骨心を

△タイプは後悔ができない素晴らしさ

 

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