私が学生の頃、好きな諺にこんな言葉がありました。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
この諺は、
「心を整えて、雑念を無くせば、何にでも耐えうる」
という意味を持ちます。
”雑念を無くす”と言われても、難しいですよね。
どうすれば、雑念を無くせるのでしょうか。
雑念を無くすためには、前提として、
「心を整える」ことが重要です。
心を整えるのに有効なのが、
自分なりの「ルーティン」を持つことです。
「ルーティン」とは、決まった動作のこと。
あの、プロ野球のイチロー選手が、
バッターボックスに入ると、
決まった動作を繰り返してから、
心を整えてヒットを量産したことは有名です。
「ルーティン」とは、
いわば「集中力のスイッチ」です。
心理学の分野でもパフォーマンスの向上に繋がると、
あらゆる一流のスポーツ選手、
そして優秀なビジネスマンが実践しています。
冒頭の諺にあった「火」を「困難」に
置き換えられるでしょう。
自分なりの「ルーティン」を持ち、
何事にも冷静に対処したいですね。