磨くというと、一般的には歯磨きや靴磨きを
想像しますが、
「自分磨き」という言葉も使われています。
「磨く」という字の「磨(ま)」という漢字は、
「麻」と「石」に分かれています。
麻は繊維からできた布状の物体で、
磨くために用いるものを表します。
石は磨かれる対象物を指し、
二つが合わさって「磨」という時になったことは
想像に難しくありません。
なぜ石を磨いたかといえば、
その石が「磨けば光る」と
考えていたからかもしれません。
自分磨きという言葉は、
外見(身だしなみ)や
内面(マナーや教養)のレベルを高めるなど、
総じて自分を高めるという意味があります。
例えば美しい姿勢を保つこと、
新しい知識やスキルを身につけたり、
読書で知見を広めたり、
これまでやれなかったことに
積極的にチャレンジしていくことも
自分磨きといえます。
まずは自分の個性を自覚し、
その個性を磨くために、
何か新しいことに挑戦していきたいものです。
内面に磨きをかけましょう。