デューク・更家に学ぶ | トニーの成幸ブログ

男は和歌山県にて生まれる。


子供の頃は活発でスポーツ好きな少年であった。


中学の頃からバスケットボールを始め、
高校は地元の学校の体育科に進学。


バスケット部で実力を付け始め、
高校3年には、大学の強豪校から誘いがあるほど成長。


しかし、アルバイトを優先するため、
大学からの誘いはすべて断った。



高校卒業後、経済大学へ進学して卒業するが、
それまでのアルバイトで貯めた資金で

ジーンズショップを開業。


繁盛店になることもなく、
28歳の時、4千万円の借金を抱えてお店は倒産。


しかし、複数の仕事をかけ持ち、
4年で借金を完済した。


そんな頃、母親が肝硬変で入院。


医者から歩くように勧められたこともあり、
男はよく母親のリハビリのため、
歩くことに付き合った。


しかし、そのことが母親の膝を悪くさせ、
車いす生活を余儀なくされた。


そしてある時、車椅子で階段から転げ落ち、
その後、母親は半年で亡くなることに。


その時、男は自分が母親の寿命を早めてしまったと、
悔いる日々が続く。


「歩くことが、本当に健康によいのだろうか?」


そう疑問に思い、
人間の歩行について徹底的に勉強をすることに。


そして、長い年月の研究を経て、
自分なりの健康ウォーキングのメソッドを確立する。


小さな健康ウォーキング教室を開いたが、
最初の生徒は5名。


しかし、根気よくウォーキングメソッドを広め、
教室に通う生徒は徐々に増えていった。


その頃、セレブの立ち振る舞いや、

歩き方に魅了され、
研究するためにモナコへ移り住む。


貧乏なので、小さなアパート暮らしながら、
セレブな人達の華やかな生活を見続けた。


そして彼はこう誓った。


自分も必ずこの人達(セレブ)と対等に付き合える
金持ちになってやる。


自分がセレブになったイメージだけが膨らんだ。


ちょうどそんな時、日本のマスコミが
彼の新しいウォーキングメソッドに目を付け、
男は頻繁にテレビに出るようになった。


そして、その独特のウォーキングスタイルは、
大ヒットして、一躍有名に。


男の名は、デューク・更家。


既にブームは去り、テレビからは姿を消したが、
モナコで豪邸を買い、ヨーロッパの貴族と
対等に付き合えるほどのステータスを手に入れた。


現在もモナコに住む大富豪たちに認められ、
独自の健康ウォーキング・メソッドを
世界中に広める活動を続けている。


彼の夢は、モナコ郊外の半島を購入し、
そこに世界から人が集まる
『半島ウォーキング・センター」を建てること。


有り余るほどの富と名声、
尊敬を手にいれた今も、まだ彼の夢は続く。


成幸者が持っている、共通する3要素とは、
「覚悟」と「情熱」と「継続」。


彼もやはりこの3つを持っていた。


良い週末をお過ごしくださいね。