しゃべったことが、現実になる、
または現実に影響を及ぼすという考えは、
昔からあります。
「言霊」という言葉は、
そんなところからきているのでしょう。
言葉の影響力は、科学的な観点からも
これまで研究されてきました。
実際に、言葉と実際に起きる事例が
本当にあることが報告されています。
例えば、医療機関では、
攻撃的な言動や他人を見下すような言葉使いが、
医療ミスにつながりうることが報告されています。
一般的には、「妨害する」や「イライラする」など
不快な言葉を連想するだけで、
注意力が低下したという実験結果もあります。
だから、不快な言葉を(前向きになるよう、)
ポジティブな言葉に変えて使うといいですね。
さらに、相手の受け止め方を
意識することも重要でしょう。
どのような表現をすれば
相手が気分が良くなるかを考えながら、
他者を尊重した言動に心掛けたいものです。
普段から、気持ちの良い言葉を使いましょうね。