私は常々、「自分の強みを見つけることが、成幸までの早道だ」と言い続けています。
その「強み」を見つけるために
まず自分の性格を分析する人がいますが、
これはナンセンス。
なぜなら、性格と強みはまた別だからです。
最初に自分の性格を分析すると
どういうことになるでしょうか?
# 自分は行動的な性格だ。
# ちょっとやそっとのことでは落ち込まない。
# 他人に優しい。
# 明るい性格だ。
性格分析をすると、
こんなことが挙げられますが、
このことから自分の強みを活かした
ビジネスや成幸像などに
結びつくわけがありません。
であれば、自分が過去に経験したことに
自分がどう評価したかの方が
強みを見つけることが出来ます。
# 自分は絵を描くことが好きだし、
学生時代に何度もコンクールで入賞した。
とか、
# 会社内の新規プロジェクトで
プレゼンテーション資料をまとめ、
大勢の前で発表したが、アガるどころか
自分に酔心した。
また、
# 野菜の成長を見続け、
収穫した時の達成感や、
その野菜を食べてくれた人の笑顔に
大きな幸福感を感じる。
などです。
性格分析は、あくまで強みを見出した後に、
その強みを活かすための
サイド情報でしかありません。
つまり、
「こんな性格でも強みを活かすために
どのようなやり方がいいのか?」
を見つけるための情報でしかない。
「自分は内向的で、営業向きではない」
と、性格分析したならば、
外交的な営業向きの人と組んで
事業を進めればいいのです。
あなたは今何歳ですか?
もし、30歳なら30年間の経験から、
もし、50歳なら50年間の経験から
強みを見出しましょう。