「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
日本の故事にある諺ですが、
偉くなっても謙虚さを忘れてはいけないという
教えになります。
「われ以外、皆わが師」
これは大正~昭和の時代に活躍し、
『宮本武蔵』を書いた小説家の吉川英治の座右の銘ですが、
小説家になるために高等小学校を中退し、
独学で学んだといわれています。
そして普段から、
「日常で接する人の全てが私が学ぶべき対象である」と、
謙虚な学びの姿勢を貫いたそうです。
皆さんの周りにも、肩書、経歴、年齢にかかわらず
豊富な経験と優れた面を持っている人が大勢います。
人や書物だけでなく、自然など、学びの対象は様々あります。
そうした学びを、仕事や自らの生き方に活かしていきたいですね。
謙虚に学び、そして見識を広げていきましょう。
そんな行いが、やがて成幸者になるべく、
オーラをまとうようになるのです。