よく、社長が自らトイレ掃除する会社は繁栄すると言われます。
そのようなことを聞いて、実践した経営者も多くいるでしょう。
実際に実践すると、「清々しい気持ちになり、やる気が湧いてくる」
と感想を述べる人も多い。
だから、最初は満足感があり、ある程度続けられるのですが、
徐々にその気持ちも薄れていく。
社員が、トイレを汚したりすると、
「せっかく掃除しているのに何で汚すんだ」とか、
そのうち、「何で社員は手伝わないのか」と腹を立てるようになる。
そうなるともう続けられません。
でも、続けられる人は、
”何故手伝わない”などということに意識を持つのではなく、
”社員みんなが気持ちよく仕事が出来るだろう”というところに
フォーカスしているのですね。
心の持ち方によって、まったく違ってくるのです。