自利利他=ギブアンドテイク | トニーの成幸ブログ

ヨーロッパでは古くから裕福な人が

お金に困窮している人を助ける文化が

あります。



いわゆる「ノーブリス・オブリージュ」

といわれる習慣ですが、


イタリアでは街中のカフェで

お金に困っている人がコーヒーを飲めるよう

2杯分のコーヒー代を払い、

手持ちのお金がない人がタダで飲める

il caffè sospeso」という

伝統的な習慣があります。


「保留コーヒー(Suspended coffee)

と呼ばれ、

ナポリから世界中に広まりつつあります。



トルコでは、水光熱費が払えない人が

専用のWEBサイトに登録すると、

それを見た金銭的に余裕のある人が、

支払いをクレジットカードで肩代わりする

仕組みがあります。



今年のコロナでのロックダウン期間だけでも

総額3億円が肩代わりされたとの報道も

あったほどです。



日本には、このような赤の他人への寄付や

共生文化がなかなか根付かないので、

理解し難いのですが、


このような「自利利他」的な行動が

出来る人が、益々裕福になっていき、


損得勘定しか出来ない人が

どんどん没落していきます。



このような行為を「徳を積む」

といいますが、

この徳は子や孫の代まで

引き継がれていきます。



しかし、世の中を見渡すと、

「損した」とか、

「自利利他が幸福へと繋がる科学的

因果関係が無い」といい、


いつまで経っても、

うだつの上がらない人生を歩んでいる人が

多いのです。



この世にせいぜい3%の富裕を手にした

幸福者しかいないというのも

うなずけますね。



あなたは如何ですか?