時代は変わる | トニーの成幸ブログ

人間の脳は基本的に「変化」を嫌います。

 

 

それは、脳、

すなわち潜在意識の最も重要なTASK

「生かす」ことだからです。

 

 

「今、生きているということは

昨日のままででも安全じゃない」

 

 

そう潜在意識は判断するからです。

 

 

しかし、これからの時代は

あやゆるものが大きく変化しますし、

変化をいち早く読み取って行動しないと

茹でガエルになり、気がついた時には

もう手遅れということになりかねません。

 

 

でも悲しいかな多くの人は、

何か反強制的に変わらなければならない

事態にならないと、

なかなか変われないものです。

 

 

幸か不幸か、

コロナによる世界的パンデミックの流行は、

その事態に当たるかもしれません。

 

 

個人ではなかなかその意味が

理解出来ませんが、

お店や企業を例にとってみると

よく分かります。

 

 

50年前、駅前商店街で商売を始めた人は、

その居心地の良さにあぐらをかき、

気がついた時には客足が途絶え、

廃業となり、シャッター通り化しました。

 

 

長く、安定的な収入があったため、

首都圏一極集中化による人口の減少、

郊外への大型店の進出など、

気がついた時にはもう茹でガエル化して

盛り返す体力も残っていなかったのです。

 

 

対照的に、多くの老舗の企業は

常に危機感を持ち、対策を打ってきました。

 

 

任天堂は、花札の製造販売では

やがてビジネスが行き止まることを察知し、

早い段階からゲーム機やゲームソフトの

製造販売事業にスイッチしました。

 

 

富士フィルムは、やがて写真は

デジタル化となることを察知し、

化粧品やサプリメント、

さらには製薬事業まで進出し、

アビガンを開発、製造販売で

脚光を浴びたのは誰もが知るところです。

 

 

体重計や血圧・心拍数測定器の

健康機器メーカーのタニタは、

理念である「人類の健康に貢献する」

を変えることなく、

健康食のレシピや食品を提供する

健康創造企業へと事業の幅を広げました。

 

 

例に挙げた会社のみならず、

多くの一流トップ企業は

次世代への生き残りのため、

新たなビジネスの準備を進めています。

 

 

これは企業という組織体だけに

言えることではなく、

我々個人にも大切なことです。

 

 

世界中の人が100年に一度といわれる

パンデミックを初めて経験し、

映画やドラマでしか見たことがなかった

光景を目にし、辛い体験をしましたが、

 

これを機に、世の中の価値観が変わり、

日常生活や働き方など、変わっていきます。

 

 

ダーウィンの法則の通り、

最も長く生き残る生物は、強い生き物でも、

賢い生き物でもなく、

変化に対応できるものだという通り、

早く変化に気づき、

新しい生き方をすることが求められます。

 

 

豊かで幸せな人生を送れるかは、

今、どう自分が変われるかに

かかっているといっても

過言ではありません。

 

 

真剣に考えてみましょうね。