例えば、あなたは息子と娘の、
2人の子供がいるお母さんだとします。
そして、その子供はそれぞれ結婚して家庭を持っている。
ある時、娘夫婦の家へ遊びに行き、
娘と話が夢中になっている時、
婿がすっと立ち上がり、
ベランダの洗濯物を取り込み始めたとします。
その光景を見てあなたはどう感じるでしょうか?
きっと、「素晴らしく気のきくご主人ね」と思うに違いありません。
また別の日、今度は息子夫婦の家に遊びに行ったとします。
今度は、息子と会話中、息子がすっと立ち上がり、
ベランダの洗濯物を取り入れ始めたら、
あなたはどう思うでしょう。
きっと心の中でこう思うでしょう。
「息子だけにこんなことまでさせて嫁は知らん顔!
なんてひどい嫁なんだろう。」
でも、冷静に考えると、
どちらの場合もご主人が洗濯物を取り入れていることに
違いはありません。
では、同じ行為なのに何故180度違った捉え方を
してしまったのでしょうか?
それは、自己中心的に物事を見て、
感情的に判断しているからにすぎません。
我々は、どうしてもその時々に感情や状況に
とらわれてしまいます。
物事を客観的に見つめ、
よりプラスの方向で受け入れられると
幸せな成功者への道も近くなりますね。