弱肉強食?だけじゃない | トニーの成幸ブログ

自然界は基本、弱肉強食の世界です。

 

 

百獣の王、ライオンでも、

産んだ子供が障害を持っていたり、

軟弱であると、

大人になるまで生存できないと判断し、

母乳を与えることすら拒否しますし、

 

 

鳥の中には、雛鳥であっても、

餌にありつくために、

元気なヒナが弱いヒナを巣から落とすことがあります。

 

 

これらは、自然界の動物には、

ごく普通のことですが、

 

 

「ハチクマ」というタカ科の渡り鳥は、

ヒナ同士が争うこともなく、

親の与える餌を順番に食べるそうです。

 

 

また親鳥たちも同様で、

大きなハチの巣の攻撃に成功した場合は、

仲間同士で争ったりせず、

他のハチクマ達と共に

巣の中の幼虫や蛹を分け合って食べるのです。

 

 

傷を負えば餌はとれなくなり、

命に直結する厳しい世界にあって、

共存の鳥だからこそ、

ハチクマは餌にありつき

生き残ることができるのです。

 

 

自然のサイクルの中で、

鳥や獣たちは様々なすべを使って

生きています。

 

 

ハチクマの詳しい生態は不明ですが、

共に支え合うという一面に

注目したいものです。

 

 

助け合う術を考えてみましょう。