日本には『和歌』と呼ばれる、
他国にはない独特な詩(短歌)があります。
この和歌は、千年以上前から詠まれていますが、
長い時空を超えて、現代の我々にもその一端を届けてくれます。
和歌は、恋愛であったり、その時々の価値観を
現代まで伝えてくれます。
平安時代にはよく詠まれた和歌を調べると、
作者の気持ちを素直に文字として形に表しているものが多い。
詳しい人によると、
和歌を詠むその過程の中で大切なことは、
自分自身に正直になってみることだそうです。
やはり、嘘偽りが介在しては、
読む相手に描いた思いが感じ取れないからでしょう。
普段の生活の中で、自分自身に正直になるということを
意識することは少ないものです。
時には和歌を通じて、目には見えない心に、
真っ直ぐ目を向けることで、
今まで感じることができなかった新たな自分に
出会えるかもしれません。
和歌から自分の心に目を向けてみませんか?