海外に生活したことがある人は、
特に感じると思うのですが、
日本語って、他国の言葉より複雑で難しいですね。
難しいだけに、習得するには時間がかかります。
例えば日本語の文章は、縦書きもあれば、
横書きのものもあります。
漢字、カタカナ、ひらがなの他に、
アルファベットも使われています。
漢字には音読みと訓読みがあります。
また、同じ読み方でも「雲」と「蜘蛛」など、
アクセントでまったく意味が異なってきます。
会話もそうですね。
敬語を使いこなすのも、結構大変です。
日本で生まれ育った人間ですら、
「どう言ったらよいのだろう?」と、
迷うことも少なくありません。
様々な文字によって構成される日本語は、
難しいだけではなく、
表現豊かな言語でもあります。
例えば擬音です。
雨の降り具合を「パラパラ」といえば小雨ですが、
「ザーザー」といえば、
土砂降りをイメージできます。
海外では言語だけで表現できないので、
身振り手振りなどボディーランゲージを使って
表現せざるを得ませんが、
日本語は文字や言葉だけで表現できてしまうのです。
素晴らしいですね。
そんな日本語の豊かさに触れながら、
コミュニケーションの感性を磨いていきましょう。
さらに良い人間関係が築けますよ。