職場の悩み | トニーの成幸ブログ

「石の上にも三年」という諺がありますね。

 

 

新しい仕事に就いて、

なかなか慣れずに悩んでいる時に、

親や上司はこの言葉を引用して

こう励まします。

 

 

「石の上にも3年というし、

最低3年は我慢して、頑張らないとダメだ」

 

 

もちろん、短い期間で

自分に合っているかどうかなんて

分かるはずもないのに、

一時の感情で判断していては

どんな仕事も続きません。

 

 

ただ、3年は続けろというのは、

「我慢」しろという意味ではありません。

 

 

自分なりに「努力」してみなさい

ということ。

 

 

努力して続けていると、

今まで見えなかったものが

見えてくるのです。

 

 

その上での判断が大切であり、

必ずしも3年にこだわる必要はありません。

 

 

「いや、仕事の問題ではなく、

会社の上司や同僚と反りが合わないという、

人間関係の問題で続けられる自信がない」

 

 

そういう人もいるでしょう。

 

 

しかし、生まれた場所も育った環境も違う

人間同士が同じ組織の中で

仕事をするのだから、

それを言い出したらキリがありません。

 

 

自分の価値観と合わない人は

必ずいるものです。

 

 

仮に上司が嫌で

我慢できずに転職したとしても、

また不思議と新しい職場で

人間関係に悩むことになるのです。

 

 

まるで神様が、

 

「こういう人間ともうまく付き合える

ような術を身につけなさい」

 

といっているかのようにです。

 

 

しかし、これも不思議と

そのを身につけると、

嫌で仕方のなかった上司や同僚が

自分の周りから居なくなったりするのですよね。

 

 

相手が人事異動で飛ばされたり、

または自分がさらに良い部署に

移動になったりするわけです。

 

 

大切なのは、自分なりに努力することと、

反りの合わない上司や同僚のことで

悩んでいるなら、

相手の嫌な部分に意識を向けるのではなく、

良い部分に意識を向けることです。

 

 

どんな人も必ず良い側面を持っています。

 

 

そしてそんな上司に叱られた時は、

ムカっとするのではなく、

良い解釈をすること。

 

 

「きっと自分の成長のためを思って

叱ってくれているのだ。ありがたい」

 

 

叱られた場面で「ふざけるなっ」と

激怒感情を抱いても、

あなたにとってマイナスはあって、

相手には何の影響もありません。

 

 

つまり、自分だけが損をする

ということですね。

 

 

これって職場の人間関係だけではなく、

夫婦や親子関係にも当てはまります。

 

 

相手の良い部分に意識を持ちましょうね。