菊池雄星に学ぶ | トニーの成幸ブログ

男は岩手県盛岡市で生まれた。

小学3年生の時、野球を始める。

左利きだったということが生き、
一塁手に抜擢されたが、
中学に入ってから直ぐ投手に転向。

岩手県大会で準優勝したことから
東北選抜に選ばれ、
全国大会でも優勝を遂げる。

高校進学では、岩手の野球最強高、
花巻東高校へ進学し、
全国高等学校野球選手権大会(甲子園)
の出場を果たす。

岩手県勢として春夏通じて初の
決勝進出を決めるが、
優勝には届かなかった。

高校卒業後、メジャー行きも考えたが、
日本球界で経験を積むことを選択。

ドラフト会議では6球団の一位指名を受け、
一番くじで西武ライオンズに入団。

メジャー行きを視野に入れ、
投球にも磨きをかけ、
私生活でも英語の勉強を続け、
25歳の時、海外生活を見据えて
英語の堪能な女子アナと結婚。

2019年からポスティングで
メジャー移籍を果たし、
シアトルマリナーズで
イチローのチームメイトになる。

もうお分かりですね。

今回の人物は、菊池雄星。

彼を何故、成幸者として取り上げたというと、
その成幸思考にある。

彼の凄いところは、中学生の頃から
「人生のゴール」ともいうべき、
壮大な目標を持っていたことだ。

彼の人生のゴールとは、

「社会福祉を通じて、世の中に貢献する事」

最終的には地元岩手で
大病院を作りたいそうだ。

そのために、高給を貰える
プロ野球選手を目指したし、
メジャー行きも、夢の実現の為の
資金を貯めるためだという。

プロ野球選手 > メジャーリーガー >  ビジネス経営者、

という道筋を描いているのだ。

そのために彼は、中学生の時から
清涼飲料水を一切飲まず、
体に害のないミネラルウォーターや
ウーロン茶ばかりを飲んでいたという。

学校の授業も将来を見据え、
英語だけは真剣に学んでいたという。

プロ球団に入って、
先発にこだわったのは、
勉強を自由にする時間が取れるという
理由だった。

事実、プロ野球選手になってから、
東北福祉大学の通信教育科に入学し、
卒業している。

現役のプロ野球選手で大学へ入学し、
卒業したのは、
後にも先にも菊池だけだ。

実はこの話は、
菊池雄星の中学時代のクラスメイトで、
親友として今でも親交のある人から
直接聞いた話なのです。

そんな話を教えてくれた彼もまた、
雄星の生き方に影響を受け、
高い目標を持ってビジネスマンとして
活躍しています。

周りに志の高い友がいることって
大切ですね。

「自分の周りにいる5人の平均収入が
あなたの収入になる」

こんな成功法則がありますが、
誰と付き合うかってとても大切です。

そして、『人生のゴール』をしっかり決め、
それを達成するための方法を
バックキャストで考え、
日々目標に向かって
ブレることなく突き進んでいます。

フォーキャスト的な発想で考えたら、
まずプロ野球選手になって、
先のことは引退してから考えよう
となりますよね。

サラリーマンにも同じことが言えます。

「定年退職してから、その時に先のことを考えよう」では遅いのです。

アメリカでは、目標も無く定年退職を迎えた実に65%の人が、

10年以内に亡くなっているそうです。

目標を持って生きるということは、
人生長生きするために、
とても重要なんですね。

良い週末をお過ごし下さい。