令和の価値観 | トニーの成幸ブログ

我々日本人は、

昭和の時代に戦争に負け、

物不足が深刻だった経験から、

物への執着に意識が向いていました。

 

 

マイホームへの憧れだったり、

マイカー所有や、切手、コインなどの

収集など物を所有することで、

心も満たされてきた。

 

 

こんな価値観が

昭和から平成前半まで続き、

多くの人の消費は、

物を買うことに使われていました。

 

 

元々、何でも欲しいものが手に入る

大富豪は、昭和の時代から

「モノ」より「経験」、

そしてお金で買えないものに

価値観を感じていましたが、

 

平成も後半になると、バブルの経験から

一般の人にも、その価値観が

「モノ」から「経験」へと

移ってきました。

 

 

高級ブランドバッグを買うより

海外旅行にお金を使って

貴重な経験をしたり、

思い出作りを優先する人が増えてきた。

 

 

ちなみに心理学的にも、

物を買った幸福感より、

旅行などの体験(経験)の方が

幸福感が長く続くと言われています。

 

 

それではこれからの時代、

令和ではどのように価値観が

変化するのでしょうか?

 

 

恐らく、これからの時代は、

「時間」の価値に

意識が高まるでしょう。

 

 

昭和は、物を所有することに

価値を感じ、

 

平成は、経験することに価値を持ち、

 

そして令和は、「何を買うか」、

「何をするか」ではなく、

「どう時間を使うか(どう過ごすか)」

ということが大切になる。

 

 

別に旅行に行かなくても、

どんな人と、どんなことをして

楽しむかが意識の中心になるのです。

 

 

自宅の庭で家族や仲間と

バーベキューをしてもいいし、

好きな人とソファーで寄り添いながら

お気に入りの音楽を聴くのもいい。

 

 

こんなことで幸福感が得られるし、

長く思い出として残っていくと

思います。

 

 

これからは、

お金もそんな使い方をすると、

満足感も高まりますね。