ゴルフの世界で、昔、
アマチュア選手でありながら
一年間で4つのメジャー大会
すべてで優勝した選手がいます。
もう今の若い人は知らないかもしれませんが、
ボビー・ジョーンズです。
あのマスターズ選手権の舞台となる
オーガスタ・インターナショナルを
創ったことでも知られています。
彼は、その卓越した技術に加えて、
紳士的なプレー態度と精神から
「球聖」と呼ばれ、
多くの人から尊敬されていました。
あるメジャー大会で、
打った球がラフに入り、
そのラフからのショットの前に
少しだけボールが動いたということで、
+1打を申告したのでした。
同伴者は、
「誰も見ていないのだから、
ペナルティーの必要はないのでは?」
と伝えられても、そのままの1打罰で
ホールアウトしたのです。
我々日本人は昔から、
祖父母や両親から
「お天道様が見ている」といわれたものですが、
どこにいても、太陽が見ているのだから
悪いことをしてはいけないという教えです。
人が見ていないことでも、
自分は見ているのだから、
傷つくのは自分のメンタルです。
自分に恥じない生き方をしなければ
成幸も程遠いですね。
人の目の無いところで、
真価を発揮しましょう!