明治の小説家、
尾崎紅葉が遺した言葉に
こんな一句があります。
『いくら此方で力んだって、
天気と疑いばかりは
先方からはれるのだ』
天候や気候は、
自分の力ではどうすることも
出来ないものです。
また、先のことは、あれこれ心配しても
どうにもなりません。
尾崎紅葉は、
結果はおのずと出てくるものだ
と教えているのですね。
結果に心を奪われれ、
取り越し苦労をしても、
成幸は前に進みません。
結果を考えすぎるのは、
それだけ「今」を疎かにすること
になります。
自分ではどうにもならないことに
心煩うより、「結果は天の領分」
と自覚し、
今やるべきことに集中したいですね。
その方が成幸へは近道ですよ。