手間のかかる作業だからやりたくない、
すぐに答えが見つからないなど、
日常では面倒だと感じることはありませんか?
あのジブリ映画の生みの親、宮崎駿氏は、
「少しでも手を抜くと作品の品位をおとしめる」
と、納得がいくまで何度も手直しをしたそうです。
彼は自分の仕事について、
「面倒っていう自分の気持ちとの戦いなんだよ。
世の中の大事なことはたいてい面倒だ」
と語っています。
だいたい、インターネットで簡単に調べたことより
面倒な作業で得られた答えの方が、なかなか忘れません。
煩わしいことから逃げず、
手間や時間をかけたことは、回り道も含めて、
身に付くものです。
「面倒だな」感じる心と真摯に向き合い、
地道に克服していこうとするところに活路があるものです。
成幸者が絶対使わない言葉のなかに、
「面倒くさい」というのが含まれていますが、
面倒なことに向き合ってこそ、
成幸の道が開けるものです。