人間の器 | トニーの成幸ブログ

今日は「器」についてを取り上げましょう。


人間の持つ器には

「富の器」と「心の器」があります。


「器」とはキャパシティ。

それを得られるに相応しい状態を

表すものです。


どちらも成幸者になるためには

重要なものですね。


しかし、「富の器」については、

大きければ大きいほど良い

というわけではありません。


人によって心地の良いサイズがある。


豪邸に住んで、毎日美食三昧で、

世界中飛行機で飛び回りたい人は

「富の器」も大きい必要があります。


しかし、空気の良い静かな田舎で

心地よい自然と心地よい仲間たちと

楽しくノンビリ暮らしたいのであれば、

「富の器」が大きい必要はないし、

不釣り合いに器が大きいと

かえってストレスを感じることになります。


なぜかって?


「富の器」が大きくなるような

思考や日常行動には、

付き合う人脈も違ってきます。


当然、ビジネスやプライベートでも

海外へ誘われる事もあるし、

行かなければならない状況になることも

出てきます。


そうなると、かえって辛くなり、

憂鬱になり、幸せを感じられません。


「富の器」には、その人に合った

心地の良いサイズがあるのです。


これを無視して、器以上の富を求めると

不幸が待っています。


宝くじで1等が当たった人の9割以上が

5年以内に全財産を失ったり、

家族離散となったり、

命まで落としている人までいます。


これはその人の「富の器」以上の

お金が入ってくるからです。


もし、孫正義氏が宝くじで4億円当たったら

全財産を失う9割以上の人達に

入ると思いますか?


ありえませんよね。


何故ならば、孫さんの富の器は

4億円程度で溢れることはないから。


この器の大小は

日頃の習慣で変わってきます。


その習慣から得られるものは「思考」です。


その思考が行動を司るのです。


孫さんがまだ起業間もない頃、

3人のアルバイト社員を前にして、

「この会社を将来的に豆腐を数えるように

一丁、二丁(一兆、二兆)という売上の会社にします」と演説したことは有名な話ですね。


このように、日頃の成功習慣から、

思考が養われ、行動することによって

現実化します。


何はともあれ、自分の心地よいと思う

器の大きさを探し求めなければ

いけませんね。