日本昔話に「花咲じじい」という話があります。
「枯れ木に花を咲かせましょう」と言って灰をまく、
あの物語ですね。
物語は、正直爺さんが灰をまくと枯れ木に花が咲き、
それを喜んだ殿様から褒美をもらいます。
その様子を見ていた欲張り爺さんが、
殿様の前で同じ灰をまくと花が咲くどころか、
灰が殿様の目に入り大変なお咎めを受けてしまいます。
同じ言葉や行動でも、心の中で思うこと次第では
結果として現れる現象が変わってくることを示唆するような物語です。
このことを我々の日常に置き換えてみると、
なかなか結果が伴わない時、「心」で何を思っていたのかということに
原因があることが考えられます。
行動に伴う心を磨くことが大切だという事ですね。