「損した 得した」
よくそんなことを口にしたことはありませんか?
口にしなくてもこう思ったことはありますよね。
例えば、自動販売機で200円入れてジュースを買った時、おつりが少し多かった。
前に買った人がおつりを取り忘れたのですね。
でも、この世の中には、損したとか得したという概念は本来存在しないのです。
と言いますか、もし損したとか得したといったことで一喜一憂しているようでは
幸せな成功者にはなれないということです。
なぜか?
例に出した自動販売機のおつりは、
実は過去にあなたが失ったお金の一部又は全部が戻ってきたにすぎないからです。
もしかしたら、財布を落としたことがあるのかもしれませんし、
盗まれたことがあるのかもしれません。
その時に失ったものが返ってきただけのこと。
だから、損をしたということも同じくないのです。
それは過去の得したお金なのか、
それとも未来の得(徳)の先払いなのかもしれません。
だから古くからこのような言葉がありますね。
「損して得を取れ」
「負けるが勝ち」
損得で物事を判断したり、行動する習慣を改めたとき、
はじめて成幸への道が開かれます。