自動車を購入しようと思うと、街中に走る車が気になるようになります。
そして、気になる車が見つかると、意中の車種がずいぶん多く走っていると錯覚するようになります。
これを、「新車症候群」といいますが、それまでも目にしていたはずなのに、自分意識が変わったことで、目につくものが変わってくるのです。
これを普段の仕事に当てはめてみると、お付き合いをするクライアントや社内の同僚の嫌なところを見始めると、常にその人の欠点ばかりが目に付くようになります。
これは、過去にあったマイナス面が先入観となって目に付くためですが、これではよい人間関係も築けませんし、良い人間関係も引き寄せることはありません。
逆に、相手の良いところを意識するとどうでしょう。
常にその人の良いところに意識が向くようになりますし、人間関係も良好になります。
また、自分の成幸にふさわしくない人脈は自然と離れていきます。
人間関係も、自分がどこに意識を向けるかによって変わってくるのですね。