人間は夢や願望を叶えること、成幸することを常に望んでいますが、変化や失敗することに恐れを感じています。
それが、「安定」を求める理由でもあります。
そして、この二つは心の中で常に闘っているのですね。
まるで、「食べたい、でも痩せたい」と同じようなトレードオフの関係です。
「失敗したくなければ何もしなければいい」という考えは明らかに間違っています。
何故ならば、人間は成長していかない限り必ず退歩していくからです。
常に前に進む意識が無いと衰えていきます。
まるで、昔は栄えていた駅前通りの店が、"シャッター通り"になるようなものです。
日々、新たな事にチャレンジし、成長しているところをきちんと承認し、褒める。
出来ていないところは、謙虚に受け止め、改善する。
この繰り返しが進歩につながる行動です。
退歩する人のほとんどは、この自己承認と反省の習慣を持っていません。
常にこのような習慣を続け、「自分は進化しているのだ」という感覚を持ち続けたいですね。